フィンランド在住者の筆者がヨーロッパでスリに3回出会ったスートリー

公開日:2019年1月19日  関連分類:

 

フィンランド在住の筆者ですが、今までヨーロッパで3回スリに遭ったことがあります

幸いどれもフィンランドではなかったです。

 

今のところフィンランド在住4年半ですが、窃盗や盗難の発生について、筆者自身が遭ったことがなく、聞いたのも1回だけでした。

(自転車は1回盗まれたけど、泣)

 

 

筆者が実際にヨーロッパでスリに遭った3回はそれぞれイタリア、スペインとスウェーデンでした。

 

それぞれのストリーをご紹介させて頂き、是非その手法を認識頂き、ヨーロッパ旅行でスリに盗まれないように対策を取っていただければと思います。

 

 

 

 

イタリアのローマ中央駅で遭った巧妙な手法を持つ泥棒

その日筆者がイタリアの旅行で最終日を迎え、友人たちと分かれ、一人でローマ国際空港に向かう日でした。

 

当然、一人でいくローマ中央駅では高い警戒心を持って臨みました。

この高い警戒心が利用されたのです。

 

 

リュックとスーツケースを持ってローマ中央駅で無事空港行きの電車に乗ると、筆者は窓際の席につき、スーツケースを足の横に置き、リュックを脇の横に置いて携帯を出して使い初めまして。

 

10分も経たないうちに一人50代の男性が切符を持ってプラットフォームから筆者の横にある車窓を軽く叩きました。

その意味不明な切符を私に見せていました。

その動作が10秒程度続きました。

 

彼はそれだけで離れて去っていきました。

 

電車が動き始まってから気付きましたが、リュックが消えたのです。

 

 

 

 

そうです!

一人がプラットフォームから筆者の注意を引き、もう一人は車両内からリュックを盗み取ったのです。

 

しかも、恐らく電車が発車する前に既に下車し、発車した瞬間から筆者はもうリュックを取り戻すチャンスを失ったのです。

 

 

幸いほとんどの貴重品、現金やパスポートはズボンのポケットに入れているので、その日は無事フィンランドに戻ることができました。

盗まれたのがカメラ1台とタブレット1台でした(泣)

 

観光客の高い警戒心を利用して注意を引く」ことと「泥棒が複数人で行動する」ことがうまく利用され、犯行を行ったのです。

 

 

 

 

スペインのマドリッドで出会った偽物警察

スペインの首都マドリッドで筆者は他の友人4名と一緒に旅行していました。

筆者のグループには5人もいるので泥棒にとって手の出しにくいグループだと思いました。

 

 

しかも、今回出会ったのは既に聞いたことのある「ニセ警察」の手法でした。

「偽物の警察証」を見せて人を騙すという方法だと思い、逆にどう騙すかを5人が興味津々に見ていました。

 

他にも他の観光客がいたので、合計10人ほどがニセ警察2名(男性と女性)の話を聞いていました。

もちろん、スペイン語で話してくるので、内容は全くわかりませんでした。

 

彼らが数分間話したら、その場を去って行ったのです。

 

 

友人4名と筆者とも何をしたかったかよくわかりませんでした。

 

50メートル歩いて各自リュックと所持品を一度確認することにし、それで気づいたのです。

 

筆者のリュックのファスナーが20センチほど開けられました。

 

なるほど!通常のファスナータイプのリュックだと少し開けられるくらい全く感じないし、気付かないものだ!と分かったのです。

 

 

 

 

もちろん、貴重品はリュックに入れていないので、何も損失はなかったです。

 

今回も同じく「警戒心を利用して注意を引く」ことと「泥棒が複数人で行動する」ことが行われた手法の一つです。

 

 

スウェーデンでケチャップかけられた!

約7年前に筆者が日本からヨーロッパに出張に来た話です。

その際、パリでカンファレンスに参加し、その後スウェーデンの開発拠点に出張するスケジュールでした。

 

スウェーデンで一人で土日を過ごすことになり、一人でストックホルムで散策している時に、突然ズボンの後ろから冷たく感じたのです。

 

手で触ってみると、「あれ?赤い!?」

 

もしかしたら、これケチャップ??

 

 

 

 

そう思ったのは数日前にパリで上司から「ケチャップ手法の泥棒」という話を聞いたばかりです。(ケチャップを付けて注意を引き、隙を見つけて物を盗む手法)

 

 

しかし、周りを見渡すと誰もいなかったです。

近くのベンチを探し、カバンを置いてティシューを取り出して吹き始めるとすぐさま一人の中年男性が声をかけてきたのです。

 

「この赤い液体は悪霊の仕業だ。。。」とか言ってきました(笑)

 

筆者はすぐにカバンを手に取り、その場を離れました。

 

その夜はホテルでコートとズボンについたケチャップを取るだけで3時間。。。

 

注意を引いて隙で物を盗む」という方法は同じですね。

 

 

 

 

注意が引かれたらすぐにその場を離れよう!

注意が引かれた瞬間」がまさに「盗まれる瞬間」です。

ほんの数秒間だけですよ。

 

なので、注意が引かれたら、怪しい人が急に現れたら、「すぐに」自分の荷物やカバンを持って「その場を離れましょう!」

 

そうです。

無視して離れればいいです。

 

その人があなたに助けようと、助けを求めようと、観光客であるあなたにとって無視するのがベストです。

 

 

旅行保険に窃盗や盗難の保険も入れよう!

ヨーロッパのスリは捕まることをちっとも恐れていません

 

何せよ、我らはアジアから来た観光客で、彼らを捕まえて警察に送ることもなければ、英語もしくはローカル言語で彼らの行為を説明することもできないことを踏まえて彼らが盗んできます。

 

 

捕まることを恐れていない泥棒に勝つのはなかなか難しいです。

 

そのため、保身の方法として旅行保険に窃盗や盗難の保険も合わせて買いましょう!

 

 

フィンランドやヘルシンキの治安は一般的に良いですが、旅行者として油断してはいけません。

参考記事:フィンランドとヘルシンキの治安はどうでしょう?在住者の実経験と犯罪率データから見る

 

是非安全面に気を付けて旅を楽しんでください!

 

 

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1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

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Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

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