オーロラはいくつかの国で見る事ができますが、その中でも北欧フィンランドもオーロラの国としてイメージされる方も多いのではないでしょうか。
フィンランドの北極圏、夜空のキャンバスを彩るオーロラはとても神秘的で心奪われるものがあります。
フィンランドで見られるオーロラ
フィンランドのオーロラと言えば、フィンランド北部の北極圏、ラップランドが知られています。
自然の雄大さ、自然の恵みもある中で、零下30度にもなるというこの地。
ここでは夜空に覆われた美しいオーロラを見ることができます。
ラップランドとは
フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、ロシアにまたがる北緯66度33分以北に属する北極圏の地域をラップランドと呼びます。
ヨーロッパの先住民族であるサーミ族(サーメ)が今も暮らしており、サンタクロースが住む土地としても知られています。
夏では3ヶ月もの間、陽が一日中出ている事もあると同時に、冬では雪や氷に覆われて陽が昇らない事もあるという事で、季節によって様々な顔が見られるのです。
※ラップランド最大の町ロヴァニエミの中心街です。
フィンランドのオーロラ観光地
豊かな自然の美しさも見られるフィンランドのラップランドは、オーロラベルト(オーロラが発生する領域)にあります。そのため、様々な場所でオーロラを楽しむ事ができるのです。
フィンランド、ラップランドにおけるオーロラ観光地をいくつか挙げさせていただきますと、
- ロヴァニエミ
- サーリセルカ
- イナリ
- レヴィ
などが挙げられます。どれもオーロラの観光地としては人気も高く知られています。
これらの地域の特徴とオーロラのポイントについて、少し紹介をさせていただきます。
ロヴァニエミ(ROVANIEMI)
ラップランドの玄関口にあたるロヴァニエミ。フィンランド、ラップランドの州都で北極圏の入り口から南に8kmほど行った場所にあります。緑もたくさんあり自然も感じられ、サンタクロースの町としても知られています。ラップランド最大の町でもあり、ショッピングやグルメと観光も楽しめる場所となっています。
オーロラの観測には、「モイモイ号」という日本語ガイド付きのバスツアーがおすすめです。その日の空の状況に応じ、オーロラが見やすい場所まで向かってくれます。
市の中心地は街明かりで見えづらいため、移動すると良いです。
ロヴァニエミへの行き方
- 飛行機…:ヘルシンキから1日5〜7便運航しています。所要時間は1時間20分。
- 電車:ヘルシンキから1日7〜8本運航しており、そのうち5本は途中のオウル(Oulu)で乗り継ぎがあります。所要時間は8〜13時間。また、ヘルシンキからロヴァニエミを結ぶ人気の寝台列車「サンタクロースエキスプレス」でも行く事ができます(所要時間13時間)。
- バス:ヘルシンキから夜行バスが毎日1本運行しています。深夜1:30に出発してロヴァニエミには14:50に着きます。
サーリセルカ(SAARISELKA)
オーロラが見られる確率も高く、フィンランドで1番のオーロラリゾート地として知られています。
またスキーをはじめ、スノーモービルやクロスカントリーといったウィンタースポーツのリゾート地でもあり、犬ぞりやトナカイぞりも体験できウィンターアクティビティが充実しています。
国立公園の側に位置しており、自然が豊かです。街もコンパクトなため、オーロラは歩いて見に行くことができます。
※ちなみに、こちらは正午12時の明るさです。
サーリセルカへの行き方
- 飛行機:ヘルシンキから、サーリセルカの北に位置するイヴァロ空港まで行きます。1日1〜2便運航しており、所要時間は約1時間30分です。イヴァロ空港からはエアポートバスを利用して約30分、サーリセルカに着きます。
- バス…:ヴァニエミから1日4〜6本運行しています。所要時間は3時間20分〜4時間15分です。
イナリ(INARI)
フィンランド北部にある広大なイナリ湖の湖畔にある小さな町。今もラップランドの先住民族サーミ人(Sami)が住んでいます。
複合施設シーダ(SIIDA)にはサーミ博物館や北ラップランド自然センターがあり、フィンランドに住むサーミ人の歴史文化や生活、ラップランドの自然を知ることができます。
町の灯りは少なく暗いため、オーロラ観測には持ってこいの場所です。また、このため宿泊場所から見られる場合もあります。
イナリへの行き方
- 飛行機:ヘルシンキからイヴァロ空港まで行きます(約1時間30分)。イヴァロ空港からイナリへのエアポートバスが出ていないため、タクシーや送迎サービスを予約する事が好ましいです。(イヴァロ空港からの所要時間は車で約30分)
- バス:サーリセルカからイナリまで(71㎞)はローカルバスが走っています。所要時間は約1時間30分。
レヴィ(LEVI)
北欧のスイスとも呼ばれているリゾート。ウィンタースポーツのアクティビティを多く体験できる中でもっともスキーリゾート地として有名です。
レストランやパブなどのアフタースキーを楽しむ設備も充実しています。また、スパを備えているホテルも多いです。
オーロラを見るには徒歩圏内で行く事ができます。
レヴィへの行き方
- 飛行機…ヘルシンキからキッティラ空港まで行きます(約1時間30分)。キッティラ空港からレヴィまではエアポートバスに乗り約15分
- バス…ロヴァニエミからバスで所要時間、約2時間40分
最後に
今はオーロラシーズンに突入し、フィンランドのラップランドでも様々なアクティビティを堪能できます。
寒い時期に突入した北極圏ですが、それ以上に自然の雄大さがいっそう美しくなる季節でもあります。
フィンランド、ラップランドにおける大自然やオーロラの神秘。みなさんもひと目見に行ってみてはいかがでしょうか。大地と自然が織りなすその姿に、きっと引き込まれることでしょう。
オーロラ関連記事まとめ
フィンランドのオーロラにて、オーロラ観測、オーロラについて、またロヴァニエミの観光情報をまとめた記事をご紹介しています。是非ご覧下さい!
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)