ウィ・アー・ザ・ベスト!自由な青春を歌う2013年スウェーデン映画

公開日:2020年1月1日  関連分類:

 

読者の皆様は北欧映画を見られたことがありますでしょうか?

 

通常映画館に行くと上映された多くの映画はアメリカの映画か日本の映画でしょう。

 

北欧の映画はどのような雰囲気どのようなスタイルでストリーを表現しているかはあまりわからないかもしれません。

 

そもそもどのようなストリーが主流でしょうね。

 

 

 

 

自由を謳歌するスウェーデン映画『ウィ・アー・ザ・ベスト!』

今回筆者がご紹介したいのはスウェーデンの映画『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(Vi är bäst!2013年上映)です。

※トーキョーノーザンライツフェスティバル2020イベントの「見逃した映画特集2019」で2019年の年末に東京の映画館で放映されました。

 

『ウィ・アー・ザ・ベスト!』は2013年東京国際映画祭のサクラグランプリを受賞されている作品です。

 

 

ストーリーの舞台は1982年スウェーデンの首都ストックホルムです。

 

冬のストックホルムには雪が積もり、真っ白の世界です。

 

冬なので晴れても日が短い季節です。

 

そんな場所に二人の13歳の女の子がいつもの生活を過ごしています。

 

楽器の演奏について何も知らない二人だが、一つとても細やかなきっかけによってロックバンドを組んで始めました。

 

とりあえず弾いたり叩いたりしてみたが、うまくいかず、二人は楽器演奏がとてもうまいもう一人の同級生を誘い、教えてもらうようにしました。

 

そんな中で自由に好きな歌を作り、歌いまくりました。

(スポーツが大嫌いという歌です)

 

 

 

 

 

13歳とはいえ、通常では想像のつかない様々な変わったことも3人がたくさんやりました。

 

ギターが欲しいので買う金を街で人々にお願いしたり、もらったお金をお菓子たくさん買って食べてしまったり、ロックバンドの演奏会で観客を怒らせたり、バーガーレストランで食べ物がもらえるようにお願いしたりなどなど。

 

 

また、13歳の女の子たちが好きな男の子のためにけんかしたり、仲直りしたりする青春ドラマでもあります。

 

 

映画の最後には明確なエンディングがなく、何となく終わったという感じです。

 

この部分ももしかしたら北欧らしい?

 

 

ストーリーの面から見ると、北欧の映画はアメリカの映画や日本の映画でよく見る主流ストーリーとだいぶ違うことがよくわかりますね。

 

今回ご紹介した『ウィ・アー・ザ・ベスト!』の中では主人公にはやり遂げないといけない大きいな目標もなければ、心が温まって目が潤うような感動もそれほどありません。

 

その中から感じたのは北欧にある「自由奔放」です。

 

思いついたことをやってみよう!

そのようなメッセージが伝わります。

 

 

もちろん、やっていいこととやってはいけないことはあります。

特に13歳は未成年です。

 

13歳の主人公たちに判断が難しいときもあるでしょうが、その部分も含めて文化の「自由奔放」と言えるかもしれませんね。

 

 

 

 

自由奔放な北欧文化に比べ、日本文化は対照的

日本の文化から見ると非常に対照的な文化ですね。

 

思いやりの心を持ち、ルールを守り、礼儀正しくすることが基本である日本では13歳の子供たちがこれほど自由奔放に生きることがあまりないでしょうね。

 

 

筆者としては、子供は適切な社会適応性が身につくため、ある程度ルールを守り、礼儀正しくする必要があると思うが、ある程度自由に発想し、自由に行動させることもとても大切だと思います。

 

勉強以外の才能が発掘されるかもしれませんし、子供にとって本当にやって楽しいことがわかるようになるかもしれません。

 

 

もちろん、これは正解のないことで難しいことです。

 

でも、一つ考えてみる価値はありますね!

 

 

宜しければ是非『ウィ・アー・ザ・ベスト!』を観て北欧の自由を感じてみてくださいね!

 

 

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