サウナハットの代用としてタオルをお薦めできない理由

 

サウナに入る時、人によって特に頭や耳が熱く感じます。

 

これは結構不快に感じ、体が気持ちよく温まる前にもう出たくなることがあります。

 

このような不快感を防ぐ役割を果たすのは「サウナハット」というサウナグッズです。

 

 

しかし、サウナハットの値段が高かったり、わざわざ買ってサウナまで持っていくのが面倒に感じたりするなどの理由でタオルを頭に巻いてサウナハットの代用として使っている方はいませんでしょうか。

 

 

様々な理由から、やはりサウナハットの代用としてタオルを使うことはお薦めできません。

 

なぜでしょうか。

 

 

 

 

タオルではサウナハットの機能性と役割を果たせない

サウナハットを使う理由と目的は前述した頭や耳が熱すぎる不快感を防ぐことです。

 

そして、髪にダメージを与えないようにすることもできます。

 

これらの目的を果たすため、「断熱性」と「通気性」は欠かせない機能性です。

 

 

しかし、タオルの断熱性が弱いです。

 

もちろん、ないよりあったほうがいいですが、タオルを頭に巻いても高い効果が期待できません。

 

 

例えば、断熱性が必要とする冬の服装の中で、タオルの材質やコットンで作られたものがあるかどうかを是非考えてみてください。

 

 

断熱性の高い服を思い出してみたら、ダウンジャケット、マフラー、セーターなどが挙げられます。

どれもタオルの素材であるコットンで作られていないのではないでしょうか。

 

（ダウンジャケットの素材は耐熱性が低いので、サウナハットに向きませんが）

 

 

マフラーやセーターの多くはウールを使っていることはわかりやすいでしょう。

 

ウール素材は高い断熱性を有するだけではなく、通気性も抜群で、耐熱性もあるので、サウナハットに最も適した素材の一つです。

 

 

実際にサウナ本場のフィンランドでも、サウナハットの代用としてタオルを使う人は見たことがありません。（筆者はフィンランドのヘルシンキ在住です）

 

サウナハットのほとんどはウール材質やリネン材質です。

 

コットン材質のサウナハットはフィンランドで見たことがありません。

 

 

もちろん、タオルは洗濯しやすくて肌触りがいいというメリットはあります。

 

しかし、サウナをもっと楽しみたいなら、ウール素材のサウナハットを使うべきだと思いますね。

 

高い機能性を発揮し、頭部付近、耳や髪を高熱から守ってくれますので、サウナ体験がより一層向上します。

 

 

 

 

これらの理由によって、サウナハットの代用としてタオルを頭に巻くことはお薦めできません。

 

もちろん、一時のしのぎとして使わないより使ったほうがいいですが、できれば早めにウール素材のサウナハットを活用して頂きたいですね。

 

関連記事

お薦めの北欧スポンジワイプ

是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。

ショップコンセプト