フィンランドに旅行に来られるとよく気付くのですが、フィンランドの町で高級ブランド車がよく目にするのです。
タクシーでもMercedes-BenzやBMWなどの高級ブランド車が使われるほどです。
フィンランドはEU加盟国なので、EU内で生産されるヨーロッパ車は理論上EU外からの輸入車よりも安い値段で入手することができ、フィンランド市場にも浸透・普及しやすいはずです。
そのため、ヨーロッパブランドの車は比較的にいい販売条件を有しています。
しかし、あまり知られていないのですが、2018年フィンランド新車販売市場ではなんとトヨタが1位に輝いているのです!
それでは、最近のフィンランド乗用車市場で人気なブランドを少し見てみましょう!
基本的に欧州車が主流だが、日本勢も明るい
最近の数年間内、フィンランドの自動車市場は基本的にフォルクスワーゲンとトヨタがトップを争う状況です。
2016年まではほとんどフォルクスワーゲンがトップシェアの12%を走ってきましたが、2017年以降にトヨタがトップに踊りだし、トヨタは現在フィンランドで最も人気のある車ブランドとなっています。
2018年のフィンランド自動車市場シェアを見ると、3位はチェコのSkoda、4位スウェーデンのVolvo、5位アメリカのフォルダ、6位日本の日産。
Mercedes-Benzはフィンランド市場シェア9位の5.4%で、BMWは11位の4.2%です。
Mercedes-BenzとBMWの高級車ブランドのフィンランド市場シェアはそれほど高くないですが、日本に比べると市場シェアがだいぶ高いため、フィンランドの町でよく見かけるわけです。
※日本でMercedes-BenzとBMWの市場シェアはそれぞれ1%以下です。
単純計算で予想すると、フィンランドでMercedes-BenzやBMWに出会う確率は日本より4~5倍高いということでしょう。
日本とEUのEPA/FTA締結によって日本車にさらに追い風
2017年からフィンランド車市場シェア1位に登り詰めたトヨタですが、2019年2月発効となった日本とEUの自由貿易協定がさらなる追い風となりそうです。(フィンランド市場に限る話です)
ヨーロッパで販売されるトヨタ、日産などの日本車の約4分の3はヨーロッパで現地生産です。
この部分はEU内なので、フィンランドで販売する際に他のヨーロッパブランド車と同じように関税がかかりません。
しかし、ヨーロッパで販売されている日本車の残りの4分の1は日本から輸入しています。
輸入している日本車には10%の関税がかかっていました。
日本とEUのEPA/FTA締結によって今後8年内にこの10%の関税が完全に撤廃されます。
つまり、今後フィンランドで日本車を買う値段がより安くなり、日本車の競争力がさらに高まります。
現在すでにフィンランド自動車市場シェア1位と6位となったトヨタと日産に対し、今後さらに市場シェアを拡大していく可能性が高いですね。
簡単にですが、フィンランドの自動車市場状況を少しご理解頂ければ幸いです。
参考:Statista Number of passenger cars sold by leading brands in Finland in 2018
参考:Marklines Finland – Flash report, Sales volume, 2018
参考:Marklines 自動車販売台数速報 日本 2018年
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)