フィンランドの年越しと言えば花火

公開日:2019年12月30日  関連分類:

 

フィンランドではクリスマスの時期が終わると、次に売り出されるのは花火です。

 

日本の年越しと言えばお蕎麦を食べて、早ければ初詣をしに年が明ける前から神社やお寺に出かけられる方も多いのではないのでしょうか。

もしくは、カウントダウンのイベントに出かけてワイワイと年越しされる方もいるでしょう。

 

北欧フィンランド年越しは何をするのか、それは花火なんです。

 

日本では花火と言えば夏の風物詩ですが、フィンランドでは冬。

しかし、フィンランドの花火は日本の花火よりもパワーが違うんですよ。

 

 

 

 

フィンランドで花火が一般的に売り出されるのは夏ではなく年末

日本だと夏に近づくにつれ、専門店でなくともスーパーやコンビニなどでも花火が売り出されますね。それも夏の間はずっとお店に陳列されています。

 

フィンランドでもスーパーやホームセンターなどで売り出されますが、、、

しかし、フィンランドでは花火を売り出す期間がとても短く、規定も日本よりも厳しく取り扱われます。

 

フィンランドで花火を一般消費者へ向けて販売する期間は年末だけなのですが、販売するのも色々と規定があり、販売員は18歳以上でなければなりません。そして、売り場はスーパーやホームセンターなどですが、、、花火以外の商品と同じように店内で陳列されて売られることはありません。

 

規定では「頑丈なキャビネットに保管されており、保管時は厳重に鍵がかけられていなければならない」のです。

売り出すときは鍵が開けられますが、商品はキャビネットに入ったまま。

ですので、年末になると花火売り場専用のブースが設置されます。

 

注文するにはチラシなどの写真を見ながら「あれとこれを何個ください」と言って注文したり、事前にチラシに入っていた注文表に記入し、販売者に渡して、それから商品である花火をキャビネットから取ってもらいます。

なので、陳列棚から消費者が勝手に手にとってあれやこれやと選ぶことはできません。

 

 

消費者も18歳未満の子供だけでは買うことができず、更にはお酒で酔っている場合も購入できません。販売する方も同様に18歳未満の子供、そして酔っている方へ売る、だけでなく渡すことも禁止されているので、下手をすると罰金を課せられることがあります。

 

日本でも規定では18歳未満の子供だけに売ることは禁止されていますが、どうでしょう?フィンランドよりも緩い感じがするのは私だけでは無いはず。

 

 

 

 

新年を迎える花火、フィンランドでは時間指定内に楽しまなくてはならない

フィンランド国内にある花火、そのほとんどが新年を迎えるための花火として売られ消費されます。

 

なにせ一般消費者に売る機会がこの時期しかありませんし、いつでもどこでも花火をして良い訳では無いためです。

ですので、フィンランド国民はここぞとばかりに年末に購入し、楽しむ訳なんですね。

 

なのでこの「新年の花火」の売り上げ、

フィンランド国内だけでなんと!!

 

 

約1000万ユーロ(13億円)とも言われているそうです!!!

※1ユーロ=130円

 

もちろんこの中には一般消費者だけでなく、大きなイベントなどで使用される花火も含んでの金額ですが、、ちょっと単位が大きすぎてビックリですよね。

 

 

 

クリスマスが終われば家のポストに入ってくる沢山の花火のチラシ。

購買欲をそそりますが、これが実に色々な種類があります。

 

その中でも、日本人の目を引くのが「ロケット花火」です。

 

どうして目を引くのか。

 

「これ、危なく無いの?!」と言うようなロケット花火、、と言うよりも「小型打ち上げ花火」と言った方が想像してもらいやすいかと思います。

 

日本の店頭ではまぁまず見かけない大きさです。

 

チラシで見て「これは大きい」とわかるくらいですから、実物はより大きいのは間違い無いです。

 

そう、フィンランドのロケット花火は日本のものよりも火薬の量が数倍多いので、ロケット花火と言えども、実際は花火大会で見るような打ち上げ花火のように空でパーンと花を開きます。

 

例えば、先ほどの写真のロケット花火は60メートルも打ち上がり、その速度は1.3G(12,75 m/s²)と言う具合です。

 

もちろん、日本で普通に売られているような手持ちの花火や地面に置いて楽しむ吹き出し筒物も売られています。

が、やはりダントツ人気なのはこの「ロケット花火」。

 

 

結構な危険度ですので小さいお子さんは無闇に外出することは難しい日にもなります。

 

 

しかし、フィンランドでは年末だから、新年だから、といつでも花火をしていい訳ではありません。

 

ちゃんと花火をしていい時間が法律で定められていて

12月31日、大晦日の午後6時から新年を迎えた1月1日の午前2時までの間だけ花火を楽しむことができます。

 

それ以外の時間帯に花火をするには特別な許可が必要になってしまうので、フィンランド国民はこぞってこの8時間の間にボカボカと花火をしまくる訳なんですね。

 

 

 

 

年越しフィンランド旅行へ来られる方へ

毎年、12月31日の夜は花火で危険な場合もあります。

 

特にヘルシンキ近郊の場合だと、18時以降から特に0時にかけて大きな花火の音がすることでしょう。場所によっては火の粉や灰が降ってくることもありますので、燃えやすい服装(フリースなど)は避けた方がいいと思います。

 

そして、花火が上がると想定される野外イベント(大聖堂、元老院広場など)では念のため透明なゴーグルを持っていかれることをお勧めします。

 

フィンランドでも、花火をする際には化学実験で使うようなゴーグルメガネをつけることが義務付けられています。

 

日本ではまず見ることの無い年越しの盛大な花火、それはそれはすごくいい思い出になるでしょう!

新年が明ける0時と共に一斉に街中で花火が上がりますし、歓声もすごいです。まるで国を超えてみんなが一つになったような感覚になりますから!

 

しかし、危険も伴うかもしれないと言うことを頭の片隅に置いておかれて、存分にフィンランドでの年越しを楽しまれてくださいね!

 

 

参考・引用:tukes.fi 

 

 

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