※この文章はMoomin.comから引用させて頂いております。
ムーミンを作り出したトーベ・ヤンソンは既に2001年にこの世から離れたにもかかわらず、ムーミンはまだまだ色々な形でこの世に広まり続いています。
ムーミンを様々な形でこの世界の人々に知ってもらうように頑張っている人々の中の一人はトーベ・ヤンソンの姪であるソフィア・ヤンソンです。
ソフィア・ヤンソンはムーミンキャラクター社のクリエーティブディレクターを務めており、今日は彼女がムーミンに対する色々な考え方を聞いていきたいと思います。
下記はソフィア・ヤンソンへの質問と彼女からのお答えです。
ムーミンの物語の中で一番好きな部分はどこですか?
一番好きな部分はどの部分かを選べると思いません。しかし、ムーミンパパが海に出て色んな島に行って探検する物語はとても好きです。
その物語の中でムーミンママは自分の家族と別として自分の意志と自分のことに意識するようになりました。
これは母でもある私にすごくいいことを教えてくれました。我々母親は自分のことにちゃんと意識すべきで、ただ毎日パンケーキを作っている人だけではないです。
写真出典:https://www.moomin.com/
ムーミンの物語の中で最も好きなキャラクターは誰ですか?
これはとても難しい質問ですね。
私はいつも仕事の関係でキャラクターたちと一緒にいます。彼ら全員を愛していないとこの仕事はできませんし、彼ら全員といい関係を保てないと、この仕事は続けられません。
そのため、このキャラクターが一番好きということはないですね。
フィンランドはマジックのかかった世界のように感じます。もし一日だけ行けるなら、ヘルシンキ周辺で何がお薦めですか?
まずは夏に来てください。
夏の季節はヘルシンキの最もいい一面を見ることができます。
次に、できるだけヘルシンキ周辺の島に行ってください。島に行けば何か違うことを感じることができるはずです。
それでトーベ・ヤンソンの作品に刺激をくれた夏の島々のことに繋がることができるかもしれません。
おばさんのトーベ・ヤンソンと一緒の思い出の中で最も印象深いことは何でしょうか。
子供の時にトーベおばちゃんと一緒に島で過ごしてきた思い出がとても楽しくて今でも鮮明に覚えています。
フィンランドの冬は寒くて一日中暗いので夏の時間はいつも特別で大切です。
太陽の光が大地を照らし、人々はいつもと違い、わくわくする気持ちになります。
多くのフィンランド人は夏に森に向かい、夏の時間を最大限楽しみます。
それは泳いだり、ボートを漕いだり、ピックニックしたりすることです。
私がこれらのことをやって夏を楽しむ思い出にトーベおばさんはいつもいます。
おばさんのトーベヤンソンに教えてもらった最も大切なことは何でしょうか。
周りの人々を大切にし、人々を一人ひとりの個人としてちゃんと見ることです。
写真出典:https://www.moomin.com/
ムーミンのキャラクターと物語が今でも人々の心に響く理由は何だと思いますでしょうか。
ムーミンのキャラクターや物語今でも広まり続き、人々の心に響く理由は、キャラクターの特性と物語から伝わる意味(哲学)が昔から今でも通用することではないかと思います。
それが愛に関すること、耐えることに関すること、家族の一員としてのこと、所属感のことなどです。
これらのことは国、性別、種族、宗教と関係なく通用するのではないかと思いますね。
クリエーティブディレクターとして、あなたは本来の作品の姿をできるだけそのまま使用することを貫いてきました。キャラクターや物語のマネジャーとしてキャラクターの姿を変えたり、進化させたりすることが多いが、そうしない理由は何でしょうか?その貫いていく決定は難しかったですか?
この質問も貫いてきた姿勢もそれに関する決定も私にとって難しくないです。
逆に非常に明白なことです。
最初のムーミンの物語が出版されて以来、すでに多くの人々がその物語の中身、ムーミンというキャラクターや彼の友達のキャラクターについて様々な解釈をしてきました。
しかし、どんな解釈があってもやはり本来の姿が一番いいです。
トーベの作品はこれほど特別で、これほど広くて深い意味が含まれています。
そのため、なぜ変えてしまう必要があるでしょうか。
写真出典:https://www.moomin.com/
もしムーミンキャラクターを運営する仕事を受け取っていなかったら、どのような仕事をしていましたか?
うん。。。既にムーミンの仕事を20年もやってきたので、想像でも少し難しいですが。。。
私は昔に言語の先生になるトレーニングを受けたことがあるので、もしムーミンの仕事をしていなかったらたぶん人々に外国語を教えているかもしれませんね。
※Moomin.comの「Q&A: Moomins Creative Director Sophia Jansson」記事より翻訳引用させて頂きました。
いかがでしょうか。
ムーミンのことを愛し、この世に広め続けているソフィア・ヤンソンさんはこのような方で、これからもムーミンが色々な製品で見えることが楽しみですね。
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)