日本、イギリス、フィンランドを中心に世界の人々に知られているフィンランド発のムーミン物語はどのように世界有名になったのでしょうか。
ムーミンの物語は最初に小説という形でこの世に生まれましたが、その後徐々に様々な形式に変化して世界に広まっていきました。
その中で、一つのきっかけはムーミンが当時世界最大の発行数量を誇るイギリスのロンドン新聞夕刊への漫画連載です。
もう一つの起爆剤はムーミンのテレビアニメと言えるでしょう。
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ムーミンが最初にテレビに映ったのはどの国?
面白いことでムーミンの出身地であるフィンランド自体はテレビアニメの発展とほとんど関係ありませんでした。
ムーミンをテレビに映させ、アニメを製作していたのはドイツ、ポーランドと日本などの国でした。
最初にムーミンのアニメを製作したのは1959年に西ドイツにある「Augsburger Puppenkiste」という製作会社でした。
当時「ムーミン一家」というタイトルのアニメは厳密に言うとアニメとも言えず、人形劇のようなスタイルでした。
とは言え、ムーミンの物語をテレビに持ち込んだ一作目の作品に間違いありません。
日本に現るムーミン
ムーミンが最初に日本のテレビに映ったのは1969年のフジテレビでした。しかし、当時製作されたムーミンのアニメは原作者トーベ・ヤンソンの書いたムーミンの物語と大きく異なり、アニメの中にあるキャラクターの名前が変わったり、性格も変わったりして車まで現れました。
そのため、このシリーズのアニメは原作者トーベ・ヤンソンから何の形の後援も得られませんでした。
このシリーズは日本以外の国で放送されることもありませんでした。
1972年に52話の物語は全てより子供向けに作り直されたが、日本向けに作られたため、日本でしかヒットになりませんでした。
ユーチューブには1972年のムーミンアニメもあります。
ヨーロッパに戻ったムーミン
スウェーデンでは1969と1973年に着ぐるみスタイルのアニメが製作されていました。
1977年にポーランドでムーミンの物語は「ストップモーションアニメ」のスタイルで製作されました。その後、このアニメはイギリスのテレビ局に買われ、1983~1986に渡って放映されていました。
原作者トーベ・ヤンソン自身でもこのアニメ制作にかかわっていました。
東ヨーロッパのソ連では1978年以降ムーミン谷の彗星と楽しいムーミン一家の物語をベースにカットアウトアニメを製作していました。
再び日本へ
恐らくこれは我々のよく知っているムーミンのアニメでしょう。
1990~1992年の間に全104話の「楽しいムーミン一家」が製作されました。
前回と異なり、今回の日本製ムーミンアニメはイギリス、アメリカ、イスラエル、台湾などを含めて世界中で大ヒットとなりました。
フィンランドの子供たちに聞けば、みんなこのアニメを知っているはずです。
今後について
今後はやはり最新2D/3D混合ムーミンアニメに期待するでしょう。
早ければ2018年の後半に上映される予定(フィンランドにて)ですので、あと1年です!
※Gutsy Animetions社ウェブサイトより引用。
参考記事:
※上記参考記事では2019年公開予定でしたが、その後の情報により2018年年末に前倒しされる可能性があるとのことです。
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