ムーミンファンにとっては待ち切れないことでしょう!
最新のムーミンアニメは現在暫定「ザ・ムーミン」と名付けされています。
実は2019年最新ムーミンアニメの誕生にある秘密があります。
2019年最新ムーミンアニメ「ザ・ムーミン」誕生の裏には
通常日本ではアニメの制作は「製作委員会」方式が多く取られています。
製作委員会には放送局、映画会社、広告代理店が入ることが多いです。
なぜ「製作委員会」が多く取られているかというと、アニメの制作に莫大な資金がかかるからです。
1話30分のアニメの制作費用は約2千万円かかります。13話のシリーズであれば2~3億円の資金が必要になります。
しかし、2019年最新ムーミンアニメ「ザ・ムーミン」は「製作委員会」方式ではなく、「アニメ制作会社」が「クラウドファンディング」方式で初期資金を集め、アニメ放映権を放送局に販売する方法を取っています。
※Gutsy Animetions社ウェブサイトより引用。
今回2019年最新ムーミンアニメ「ザ・ムーミン」はフィンランドのアニメ制作会社Gutsy Animetions社が独自のクラウドファンディングキャンペーンで初期資金としてわずか1ヶ月で3700人から約25万ドル(約3200万円)を集めることに成功しました。
※クラウドファンディングとは、資金を募集したい会社や個人がプロジェクトの内容をクラウドファンディング運営のウェブサイトに掲示し、一般個人から資金を募集する形です。
Gutsy Animetions社自体は10人未満の小さな会社ですが、新ムーミンアニメの大きいなプロジェクトに挑戦するのは賞賛に値します!
Gutsy Animetions社は今回のプロジェクトでムーミンのアニメを我々の見たことない、体験したことない、新しい方法で表現しようとしています。
「ザ・ムーミン」は2019年春に放送予定
「ザ・ムーミン」は最先端の2D/3D混合技術で製作される予定で、キャラクターは3Dの形で2Dと3Dが混合した背景の中で生き生きして動き回ります。
視覚効果のサンプルは既にユーチューブで公開されています。是非ご覧頂ければお分かりになるかと思います。
今回クラウドファンディングで募集した資金は第一話と第二話の製作資金に充てられる予定で、第一話は2019年の春に公開される予定です。
52話まで製作確定!
Gutsy Animetions社のクラウドファンディングの成功によってフィンランド内でも大きな反響を呼んでいます。
その中で最も大きくて世界中のムーミンファンにとって最大の朗報はフィンランド国営テレビ局YLEが2017年3月に「ザ・ムーミン」の放映権を購入し、52話まで製作資金を支援することでした。
「『ザ・ムーミン』シリーズは現在既にフィンランドの国家財産と思われるトーベ・ヤンソンの作品を斬新な次元にもたらすプロジェクトです。YLE Dramaにとっても今後非常に重要な部分になると思います。」
「Gutsy Animetions社のチームは独特な視覚効果を表現することができ、ムーミンという暖かい物語を視聴者の心に伝えていく力は驚異的です。視聴者は最新の『ザ・ムーミン』を観ることによってムーミンや他のキャラクターの世界により一層入ることができるでしょう」とYLE DramaのトップJarmo Lampelaが話しました。
「YLEが初めて我々が製作する『ザ・ムーミン』を購入してくださる会社で本当に良かったです。トーベ・ヤンソンはフィンランドで最も有名なアーティストと小説家の一人であり、我々は彼女の作品をムーミンファンにより近い距離に持って行くことにずっとわくわくしています。これからもこの作品をフィンランド以外のムーミンファンにも持って行きたいです。特にイギリス、アメリカと日本ですね。」
「トーベ・ヤンソンの世界観:友情、忍耐、勇気はいつでも人類にとって非常に重要なものです。このことも我々のクラウドファンディングキャンペーンの結果から見ることができます。」とGutsy Animetions社のCEOであるMarika Makaroffが言いました。
※Gutsy Animetions社ウェブサイトより引用。
豪華な制作陣
Gutsy Animetionsのチームは小さいが、個々が経験豊富で少数精鋭のチームです。
リーダーはクリエーティブディレクター兼エグゼクティブプロデューサーのMarika Makaroff、オスカー賞を取ったことある監督Steve Box、BAFTA賞経験ありのプロデューサーJohn WoolleyとEmmyを勝ち取ったことあるMark HuckerbyとNick Ostlerがチームの主要メンバーです。
「今までのムーミンアニメは子供向けでしたが、我々が目指すザ・ムーミンのアニメはトーベの考え方を新たに表現し、子供だけではなく、親にも見てもらえる家族向けに製作したいと思います。」
「我々は深い考え方と本来の物語をアニメーションで表現することにためらいはありません。最新のCGI技術と熟練した手描きを用いて我々はムーミンの感情に同調しながらムーミン谷の神秘な冒険に参加します。」とGutsy Animetions社のCEO Marika Makaroffが語りました。
Steve Boxは「ザ・ムーミン」について、このように語りました。
「トーベ・ヤンソンのムーミンの世界はとても貴重で珍しいものです。他の多くの偉大なアート作品のように、ムーミンの世界には多くのレベルがあります。」
「私の責務はトーベのビージョンをスクリーンに持って行き、綺麗で感じやすく、面白いアニメとして表現することです。しかし、これらの仕事の根本にあるのはムーミンの話を我々の世界や生活の中で考えることです。それは謙虚であり、忍耐であり、理解でもあります。周りの人々のムーミンになり、ミムラねえさんになり、モランになることです。」
「ザ・ムーミン」はムーミンキャラクター社のライセンスとサポートをもらって進められています。
最後に
2019年に公開される予定の最新ムーミンアニメ「ザ・ムーミン」について、いかが思われているのでしょうか。
今でもドキドキわくわくしていませんでしょうか。
フィンランドで放映されたらまたご報告させて頂きますね!
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
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