Mölkkyをやってみました! 北欧フィンランド・森でのお遊び

公開日:2017年7月9日  更新日:2019年12月4日  関連分類: 

フィンランドは「素朴な豊かさ」が社会のコアバリューの国です。

 

物質的な欲求があまり重視されず、「シンプルに楽しく生活する」ことが人々に求められています。

 

もちろん、このような考え方で生活していくことが成り立つ(一つの条件として)には高い税金と手厚い公的支援が必要かもしれません。

 

※住民税20%、一般的な所得税20~30%、消費税10~24%。その代わりに保育園から博士まで学費は無料。大学生には住宅手当と教育手当で月に約6万円。児童手当、失業手当(月に10万円のケースも)、低収入住宅手当(友人は月収18万円で低収入住宅手当を月に3万5千円をもらっている)、起業したら半年間助成金月に7万円とか。

 

フィンランドの税金と補助金に関する詳細記事はこちらをご覧ください。

 

話が逸れてしまいましたが、フィンランドにはこのような自然、社会環境条件があるため、多くの人々はシンプルで豊かな生き方を選んでいます。

 

このような考え方も北欧デザイン・フィンランドデザインの製品に表現されています。

 

その同時に、お遊びにも同じようなことが見られ、感じられます。

 

 

※ヘルシンキのKatri Valan puistoという公園でやることにしました。

 

公園の場所はこちら:

 

 

フィンランド森のゲーム:Mölkky(モルッキュ)

今回ご紹介するのは「Mölkky」という森でやるシンプルなフィンランドゲームです。

 

道具は円柱状の木13本のみ。(のこぎり1本とペン1本があれば森ですぐ自分で作れる)

 

12本には1~12の数字が書かれてあり、残りの1本は何も書かれていません。

ボウリングっぽい並び方で数字の書かれた12本を並べて残りの1本を3~4メートル離れた場所から投げて倒すというシンプルなゲームです。

 

 

 

※道具を買うこともできますが、公立図書館で無料で借りることもできます。

今回はKirjasto 10という中央駅横にある図書館で借りました。

 

Kirjasto 10の場所はこちら:

 

 

Mölkky(モルッキュ)のルール

ルールも極めて簡単!

  • 1本だけ倒した場合の得点はその1本に書かれた数字が点数となります。
  • 2本以上倒した場合の得点は倒した本数が点数になります。
  • 何も倒していない場合はゼロ点。(3回連続ゼロ点の場合は失格となります)

 

木の柱は倒されたその場に立たせて次のプレヤーに交代します。

 

点数は累計していき、最も早くピッタリ50点に達した人が勝ちます

しかし、50点を超えてしまった場合、点数を25点に戻されてゲームを続けることになります。

 

つまり、最初は一投でいかに多くの本数を倒すか、高い数字を1本狙いで行くかで点数を稼ぎ、最後はピッタリ50点になるように狙った目標を倒すことです。

 

ルールは簡単でしょう!

 

今回は合計7人が参戦しています。フィンランド人7名、日本人、台湾人、デンマーク人の構成で競いました!

 

 

力と精度のバランスがカギ!

 

友人のTさん

 

 

倒していきます!

最初はたくさん倒すことが大事。

 

 

飛んでいる木が見えますか?

 

やっていると散らかっていきます

 

最後はピンポイントに狙っていきます

 

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