自然豊かな国、北欧フィンランド。
そこでのびのびと暮らす人たちは一体どんな人たちなのか?
日本のメディアで取り上げられているイメージだと
- パーソナルスペースが広い
- 物静かで恥ずかしがり屋
- 無口
- 控えめで清らか
- 頭がいい
- サウナとヘヴィメタルが好き
などなどが挙げられることが多く感じます。
しかしこれら本当なのか?
それともまだ日本人には知られていないまた違った一面があるのではないか?
では、フィンランド現地で長く住む筆者の目から実際見たフィンランド人の国民性というのを今回はお教えいたしましょう!
お国柄という意味では無口な方かもしれないが、そうでもない!
世界的に言われているのが、ラテン系の人たちはとても陽気でアメリカ人は自己主張が強く、
日本人はとにかく礼儀正しく、おじぎにジャパニーズスマイルが得意…などなどありますが、
フィンランド人が無口というのは私からすると嘘です。
ただ、会話の途中で沈黙を恐れる人が少ないため、「無口」と言われることが多いのですが、
これはどちらかというと女性よりも男性に多く見られること。
しかし、とても陽気なフィンランド人は思いのほか実は多いのです。
知らない人同士でもきっかけさえあれば楽しく話をしだすことはよくあります。
共通の話題を自分の知識から持ってきて、丁寧に教えてくれたり
面白いエピソードを話してくれたりするので会話が続くことはよくある話。
それは男性女性関係なくです。
更にすごいのはフィンランド人、お酒がある場所ではパワーアップします。
お酒が入ることによって陽気になる人は多いですが、
フィンランド人、知らない人と昔から友達かのような喋りっぷり。
気がつけば知らない人同士が集まってワイワイしているということもよくある話です。
ただ一つ、勘違いしてはいけないことが。
フィンランド人は人と話をするとき、相手の言うことを途中で邪魔せずにちゃんと話を最後まで聞くというマナーがあります。
日本人が何気に会話の中でよく使う相槌は、フィンランドでは思うほど使いません。
相手の会話に区切りができたときに相槌を打つのが一般的なので、
そこが「フィンランド人はリアクション薄い」と海外からは受け取られていることもあります。
親切なフィンランド人、パーソナルスペースは保ちます。が?!
物理的な人との距離間は日本人でも大切ですね。
日本の朝の通勤電車では皆無口になるのは仕方ありません。
パーソナルスペースが保てないと人はストレスを感じてしまうからです。
それはフィンランドでも同じ。
必要がなければ気にならないほどの距離はちゃんと保ちます。
電車やバスの座席も出来るだけ空いている端の方から座るのも日本人と同じ感覚ですね。
優先座席はちゃんと譲りますし、ベビーカーの乗り降りが大変そうな人がいれば必ず誰かが助けます。
困った人にはちゃんと手助けをするという親切心で溢れている人が多いフィンランド人。
それは、当たり前のことなので決して人にどう思われようが「恥ずかしい」という意識がそこには生まれないのです。
が!!!ですよ、、、
自然豊かなのんびりとしたイメージが拭えないフィンランド人の!
時間に囚われないゆったりとした生活を送っているだろうイメージの国の人が!!
「急いでる大阪人か!(イメージです)」というくらい、え?となることがあります。
日本では「危ないのでバスが停車してから降り口へ」と言われることが普通ですが、
フィンランドでは電車やバス・トラムを降りる時は、バスが停車する前に降り口前で待っていることが普通。
何を急いで降りる必要性があるのか?!
まではいきませんが、
それが当たり前なのでバスや電車が降り口の扉が開いてから
よっこらせと座席から腰を上げると間に合わないということになります。
人の目を気にせず、自分の意思を尊重するフィンランド人
「人の目」と言って一番目立つのはファッションでしょう。
日本の特に若い人たちの間では、一つのものが流行るとびっくりするほどの多くの方が同じようなファッションをすることが多いですね。
例えば、、、
夏でも暑くないニット帽が一時期日本で流行りました。
暑い夏なのにもかかわらず、どこもかしこもニット帽をする人が目立ち、
しかも同じようなかぶり方スタイル!!
そのような「流行ればみんな同じ現象」が起きることは日本で珍しくありません。
しかし、フィンランドでそのようなことは稀中の稀です。
そんなことがあろうものなら新聞に載ることでしょう。
現に、フィンランド人女性の間で一時期marimekkoのエコバッグが大流行したことがありましたが、それも新聞に何記事も取り上げられていました。
フィンランドでファッションはあくまで「自己満足」というのが大前提。
機能重視の人もいれば、好きなデザイン、80年代スタイル、ロックスタイル、または無頓着、などなど
人にどう思われようと自分のスタイルは関係ないのと同時に、
人のことをどうこうとも思っていません。
それはティーンエイジャーでも。
流石に、とてもセクシーな服装だったり、スーツをパリッと格好よく着こなしている人には目が行きますし、
びっくりするほど汚い格好だと避けてしまいますが、
普段では服装よりも人間性を重視するのがフィンランド人です。
ちなみにここだけの話、
みなさんが気になる”膨よか”なお腹。
それだって夏は気にせずドーンと露出するフィンランド女性は多いのですよ。
フィンランドの男女平等、これを違う視点から・男女肉食?!
「肉食女子」なんて言葉が一般的に知られだしたのはいつからでしょうか?
男女平等の国と言われるフィンランド。
政治世界にも女性が活躍し、会社の上司は女性ということもよくある話です。
こういったことはよくメディアなどに取り上げられていますが、
また違った場面で日本とは違った男女平等に出くわすこともあります。
「この後、ウチ来ない?」
どういった意味かご想像がつくような場面です。
この”誘う”事や行為、、、
日本ではほとんどの場合が男性がアクションを起こすことだと思われがちですが、
フィンランドでは50/50。
そこらへんも胸張って男女平等なのです。
日本では男性がリードを持ってするようなことでも、
フィンランドでは女性がリードを取ったってなんらおかしくない世の中。
恥ずかしがるのが美徳として捉えられることのない国です。
フィンランド人は無理をしない主義
「ゆとりかっっ!?」こんな言葉が一時期日本でよく耳にすることがありました。
もしかしたら捉え方によってはフィンランド人もそんなことを言われてしまうかもしれませんが、
日本人はギリギリのところまで頑張ってしまう、仕方なく頑張らなければいけない、という人はびっくりするほど多いですね。
しかし、フィンランドでは無理をして良いことは何もないという考え方。
例えば、職場社会や学校社会においてですが、
風邪を引けば無理をして仕事や学校へ行くということはしません。休みます。
だからと言って「すぐ諦める」「怠ける」という意味ではなく、
休むべきときにはきっちりと休息を取り、
万全の体制でするべき事柄に存分の力を発揮し効率よくこなします。
これが本来当たり前のことなのですが、日本社会ではまだまだ難しいのが現状。
疲れがたまりすぎて、効率よく事がまわらないと言う事がありますね。
「周りがみんな働いているのに自分も同じようにしなければ」
そのような見えない圧力や圧迫感はフィンランドにはありません。
さて、いかがでしたか?
フィンランド人の国民性、もちろん人それぞれで全ての人がこのような方ではありません。
世の中、国はどうであれ色々な方がいますからね。
しかし、フィンランドには親日な方がとても多い国です。
フィンランドの方にサウナの話を持ちかけたら必ず会話が弾みます。笑
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)