フィンランド式野球(Pesäpallo)をやってみました!

公開日:2019年4月21日  更新日: 2020年03月24日 関連分類:

※後ろが工事現場であるグランド(笑)

 

通常野球でいうと日本にプロリーグやアメリカのメジャーリーグなどの野球を指しますが、実にフィンランドにも野球があります。

 

しかし、そのルールがかなり異なり、我々はそれを「フィンランド式野球」と呼びます。

 

 

先日大学の学生団体が遊び程度でフィンランド式野球をやることで筆者も初めて参加させて頂き、フィンランド式野球を体験してみました!

 

一言でいうと、我々の知っている野球とたぶん50%くらい違います!

 

 

 

 

疑問だらけのフィンランド式野球のルール

フィンランド式野球はフィンランド語でPesäpalloと言います。

Pesäは「草」で、palloは「ボール」です。

なので、意味はそのまま野球です。

 

 

フィンランドで野球というと基本的にフィンランド式野球(Pesäpallo、ペサパッロ)を指します。

日本やアメリカの野球について連想する人はほぼいないと考えていいでしょう。

 

日本の野球で必要とされている基本技術という「打つ」「走る」「守る」の三大基本要素はフィンランド式野球では基本的に同じです。

基本的にボールを打って、走って、塁を回って本塁に戻って点を取るという基本は同じです。

 

 

※形も少し違うフィンランド式野球のグローブ。

 

 

 

 

しかし、最も大きいな違いは2点あります。

 

一つ目はピッチャーはボールを「トスする」ことです。

つまり、ピッチャーは本塁に立ってボールを真上に投げ上げてバッターに打たせることです。

 

そのため、ピッチャーの球速とか変化球とかによって試合における重要性は日本の野球程だいぶ低いです。

 

また、そういう意味のピッチャーなので、キャッチャーがありません。

フィールドには8人で守ります。

 

 

もう一つ大きいな違いは「遠く飛ばせばいいわけじゃない」です。

日本の野球では外野の外側にボールを飛ばすとホームランになりますが、フィンランド野球では外野の外に飛ばすとただのファールになります。

 

そういう意味でフィンランド式野球ではホームランがランニングホームランしかありません。

 

 

更に、外野の外側に壁がないです。

なので、いかに打ったボールを着地させ、速いスピードで守備を括りぬいて外野の外まで転がせるかが大量得点のコツです。

 

 

そして、面白いことで、日本の野球と同じく塁は4つありますが、場所が違うのです!

1塁が左側にあり、2塁が右側、3塁は左側で1塁の後方にあるという配置で、塁と塁の間の距離も違います!

 

筆者はいつもこれを忘れて打ったら右に走り出してから気付いて左に曲がることが何回もありました(笑)

 

 

 

 

 

 

筆者は日本の野球をよく見ていましたが、やったことが全くない素人です(汗)

なので、打撃では空振りしなければ万々歳で、守備ではエラーだらけでした(笑)

 

しかも8割フィンランド人の中でやっていたので、そういう意味では少しストレスを抱えながらやっていましたが、それはそれで少し緊張感があって楽しかったです。

 

相手の守備ミスにも恵まれ、ランニングホームランもできたので、とてもいい思い出になりました!

 

 

フィンランドにはフィンランド式野球のプロリーグがあり、観戦人数もそこそこ多いと聞きます。

参考にフィンランド野球のリーグ決勝戦のビデオを是非見てみてください。

 

 

 

参考:Wikipedia

 

 

※隣がセントヨハネス教会です。

 

 

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