長いようで短いようであと2日で「キートスショップ」は12月1日に2周年を迎え、3年目に突入します。
「kiitos.shop」のドメイン情報を確認すると、キートスショップ最初の誕生は2016年11月24日でした。
サーバーの契約情報を見てみると、契約開始は2016年12月6日でした。
ざっくり2016年12月1日スタートということにしています(笑)
本当に色々あった2年間でした。
キートスショップを始める前にあった色々な失敗
筆者(店長)は特にウェブサイトについて詳しいわけでもなく、記事を書くことやウェブコンテンツを作ることにもたけているわけでもないですが、一念発起で始めたのがキートスショップでした。
キートスショップの運営会社はフィンランド籍の「Sidora Marketing Ltd. Oy」(シドラマーケティング株式会社)です。
この会社は筆者が所有している規模がとてもとても小さく、2015年に設立した会社です。
社名を見るとわかりますが、この会社を始めた当初はネットショップではなく、「マーケティングサービス」を提供する会社でした。
しかも、2015年当時にとても人気の高いスマホゲームを主要事業分野とし、フィンランド及びヨーロッパのスマホゲームを日本に誘致し、マーケティングサービスを提供する事業を中心に運営していました。
1年間フィンランド(オウル、タンペレ、ユヴァスキュラ、ヘルシンキ、ヨエンスー)やヨーロッパ内(ロンドン、パリ、アムステルダム、スイス、ウィーンなど)を飛び回り、1年間の結果は失敗に終わりました。(貯金も消えていきました)
失敗の原因は様々ありますが、一言でいうと自分の力不足でした。
その後、2016年夏にスマホゲーム関連マーケティングサービスのビジネスを全て中止、断念し、次の事業をどうするかを探っていました。
自転車のパーツを売ったり、お茶を売ったり、文房具を探したりしてとりあえず「試してみる」感覚でたくさん5つくらいの事業を試してみました。
それぞれ理由が異なりますが、結果的に全て中止することにしました。
その際に最後に試してみたのが「キートスショップ」でした。
不安と決断のキートスショップ立ち上げ初期
キートスショップ立ち上げ当時筆者の仲間にはウェブサイトにとても詳しい方とライティングに経験がある方がいました。
この二方のおかげてキートスショップの立ち上げ当時に非常に助かりました。
この場を借りてもう一度感謝の意を申し上げます。
その後、ウェブサイトに詳しい方は自分の事業運営があり、時間を使ってもらうのは難しく、ライティングに強い方は3ヶ月で資金難によって離脱しました。
※事業運営当初はもちろん売り上げも収入もなく、支出は全て個人の貯金で賄っていました。生活費も各自の貯金でカバーする形で、友人のほうが先に資金が底についたということです。
これで、キートスショップ立ち上げ僅か3ヶ月でほぼ一人運営となってしまいました。
やはりとても不安でした。
ウェブサイトなんて自分でいじって何とかなるもんかなと。
ライティングなんて自分が書いたものを読者が楽しんで読んでくれるかなと。
でも、筆者に残された選択肢はそう多くありません。
- キートスショップをやめて別の事業にするか
- 全て筆者が担い、運営を続けるか
の2択しかありませんでした。
「やろう」
筆者の手元に残っている貯金も多くないですが、事業転換よりは継続するほうが可能性があると踏みました。
そこから自分一人で試行錯誤の連続でした。
とりあえずやってみる試行錯誤
とりあえず試行錯誤です。
「商品の写真は撮ったんですけど、これでいいのか?」
「じゃ他のネットショップの写真を見てみよう。」
「どうすればそのように撮れるか?」
「本やネットで情報を探し、このような撮り方があるんだ!やってみよう!」
というようなことのリサイクルです。
今のところ、キートスショップのページで筆者が撮った商品写真とブログ写真は合計2万枚を超えています。
とりあえずたくさん撮って、改良改善を少し考えてまた撮り直すことです。
※ムーミンオルゴール:ムーミンズウィンター / Arctic Hall / フィンランド 北欧
ウェブサイトの構築も同じでした。
楽天やアマゾンに高額な手数料を取られたくないのでキートスショップは自社ウェブサイトの1本で販売しています。
※楽天やアマゾンに手数料を取られて値段を高く設定するより、自社サイトでよりお得な価格で提供して消費者に還元したほうがいいでしょうというコンセプトです。
しかし、筆者は自分でウェブサイトをいじったことがほとんどなかったです。
そこからです。
試行錯誤。
いくつかのウェブサイトやネットショップを見て参考にしながらキートスショップに必要な機能性を確認しました。
「このようなボタンが必要だ」
「このような配置にしたいんだ」
「ウェブサイトのどこをどういじればボタンを作れるだろう」
「本やネットで検索」
「見つけた方法をやってみる」
「あれ?ボタンが出て来ないよ!?」
「どこが問題だろう?」
「別の方法を検索」
「あ!ここが違ったか!修正!」
「お~できた!嬉しい」
という感じでボタン一つ一つ作ってきました。
これだけでサイト全体で数ヶ月の時間を要しました。
こういうことが一歩ずつですね。
新しいことを学び、古いけどうまく回っている方法を継続し、改良できる部分を変えてゆき、積み重ねていくことです。
たくさんの失敗を踏まえて成長していく
もちろん、失敗は常に起きています。
通関対応に失敗して通関にとても長い時間を要したり、梱包が足りず運送で商品が破損したり、連絡対応が足りなかったりするなど、様々な問題も起こりました。
しかし、起きた問題を一つ一つ解決していくことで、問題がノーハウになってきます。
今でもよく覚えていますが、キートスショップウェブサイト開設当初は一日来訪者僅か数十人でした。
それが1ヶ月経って50人になり、数ヶ月経って200人になり、300人になり、400人になり、伸びてきました。
あ~ようやく徐々に大きくなってきたなと少しだけ実感ができるようになりました。
これからも確実に継続していきたいです。
キートスショップをより大きく成長させ、お客様により良いサービスを提供するために。
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お薦めの北欧スポンジワイプ
是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。
ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)