手作りマスクをつくるなら、マリメッコのファブリックで!

公開日:2020年8月16日  関連分類:

使い捨てマスクの高騰化により、マスクを自作する方が多く見受けられるようになりました。

マスクは日常の必需品になり、外出する際には欠かせない物になっています。

その流れで、「せっかく毎日使うものなのだから」と、マスクもファッションの一部として楽しむかも増えてきているようです。

 

 

そこで今回は、手作りマスクにぜひおすすめしたい、マリメッコのファブリックたちをご紹介しています。

 

 

ファブリックブランドとしてのマリメッコ

マリメッコの前身はプリンとファブリックをメインで取り扱うファブリックブランドであったことはご存知ですか?

その名残か、今でもマリメッコはファブリックを単体で販売しているのです。

 

(マリメッコの成り立ちが気になった方は、こちら「マリメッコが、マリメッコになるまで:マリメッコの歴史」の記事へ)

 

 

販売店によっては、はぎれが販売されていたりもしますから、マスクくらいの大きさならそういったものを利用してみるのもいいかもしれませんね♪

 

 

 

 

手作りマスクに適した素材は?

まず、マスクは頻繁に洗わなければならないものですから、洗っても傷みにくい素材であることが重要です。

また、呼吸を妨げないよう、通気性があることも大切ですね。

 

 

以上の点を考慮してみると、マスクをつくるならコットン(綿)やリネン(麻)を使うとよさそうです。

他には、ダブルガーゼなどもよく使われていますね。

 

 

特に、ダブルガーゼはウイルスカットの目的で使われる方が多いようですが、残念ながらガーゼを使ったとしても、手作りマスクでウイルスをシャットアウトすることは非常に難しいと言われています。

手作りマスクを使用する大きな目的は飛沫防止ですので、使用する際も過信しないことが大切です。

手洗いやうがい、ソーシャルディスタンスの元首など、基本的な予防策を続けましょう!

 

 

それでも、マスクの内側に貼るなどして使うことができるマスク用のフィルターなども販売されていますので、どうしても不安な場合はそういったものも使ってみるといいかもしれません。

 

 

 

コットン(綿)素材のマスク

まずはスタンダードな素材であるコットンを使ったファブリックをご紹介します。

 

コットンが持つ強みは、肌ざわりのよさと、吸水性です。

コットンは水分を吸った後で発散する性質があるため、蒸れにくいのが特徴です。

マスクはどうしても蒸れやすいので、この性質はまさにマスク向きであると言えるでしょう。

 

 

ただ、毛羽立ちやすく、縮みやすいという弱点もあります。

そのため、洗う際は気を遣う必要があるでしょう。

できれば手洗いで、面倒であればせめて洗濯用ネットを使用するなどするといいかもしれませんね。

 

 

Pikku Lokki(ピックロッキ) コットンファブリック

まずご紹介するのはこちらのデザイン!Pikku Lokkiです。

スタンダードなLokkiに比べて、小さめのスケールでデザインされているため、マスクを始めとした小物にも向いています。

 

 

 

 

写真引用:https://www.marimekko.com/

 

 

ホワイト×イエローのPikku Lokkiはシンプルでありながら明るい印象を与えてくれるデザインです。

 

 

Lokkiはフィンランド語でカモメのこと。

飛んでいるカモメの流線的なフォルムから発想されたのかもしれません。

(マリメッコのデザイン名は、そのデザインのモチーフやテーマが用いられていることが多いため、意味を調べてみるとまた違った目線でデザインを楽しむことができますよ!)

 

 

大きめスケールのLokkiがお好きな方には、Lokki HWというデザインのファブリックも展開されています。

 

 

写真引用:https://www.marimekko.com/

 

 

Unikko(ウニッコ) コットンファブリック

マリメッコの代表的デザインであるUnikkoも、コットンファブリックで楽しむことができます。

UnikkoもLokkiのようにスケール違いのデザインが展開されています。

 

 

大きめデザインはHW、中くらいデザインはPieni、小さめデザインはMiniの名前がついていますので、インターネット等でお探しの際はぜひ見比べてみてくださいね。

 

 

写真引用:https://www.marimekko.com/

 

 

なお、こちらのデザインはPieni Unikko。

3つの中ではちょうど中間的なサイズで描かれているUnikkoです。

 

 

マリメッコは、同じデザインがベースになっていてもファブリックや商品によってスケール等が少しずつ変わっていますので、そういった小さな違いを楽しむことができるのが嬉しいですね♪

 

 

 

リネン(麻)素材のマスク

さて、次にご紹介する素材はリネンです。

 

リネンもコットンのように吸水性・発散性を持っており、蒸れにくいのが特徴です。

しかも、吸水力も発散力もコットンの4倍以上あると言われています。

 

また、とても丈夫なので洗濯機で強めに洗っても強度を保つことができるという特徴があります。

 

 

しかし一方でシワになりやすいことと、縮みやすいことが弱点として挙げられます。

変形したまま放置するとそのまま固まってしまうため、脱水は軽めにするなどして気を遣う必要があります。

 

また、繰り返し使ううちに柔らかくはなるのですが、使い始めはコットンに比べると少し硬めであるため、肌ざわりという点においてはコットンの方がなじみやすいかもしれません。

 

 

Onni LW(オンニ) リネンファブリック

幸福を意味するOnniは、やわらかいタッチで描かれた草花がかわいらしいデザイン。

ホワイト×グレー×ベージュのonniは、字面だけ見ると暗い印象に思われがちですが、デザインのタッチも相まって優しい印象です。

 

 

 

 

写真引用:https://www.marimekko.com/

 

 

大小さまざまな草花が描かれたOnniは、採用する箇所によって全く違った印象のマスクをつくることができます。

1つのデザインから、いくつのパターンを楽しむことができるかはあなた次第!

あなたならどのポイントをピックアップしますか?

 

 

 

コットンリネン素材のマスク

コットンとリネンのいいとこどりをしたい欲張りな方には、コットンリネンもおすすめです。

コットンリネンは、その名の通りコットンとリネンを混ぜて織られたファブリックを指します。

 

リネンは強度がある反面、少し硬めであるという特徴がありました。

その分爽やかではありますが、マスクは顔につけるものなので、少しでも柔らかいと嬉しいですよね。

 

 

そこで活躍するのがコットンです。

コットンはやわらかく、肌ざわりのよさが強みの素材。

そんなコットンをリネンと併せて織りあげることによって、リネンの弱みであった硬さをカバーしているのです。

 

 

コットンリネンは使えば使うほど柔らかく、使いやすくなっていくのが特徴の素材です。

繰り返し使い、繰り返し洗い、何度も何度も使うものであるマスクは、その恩恵を受けやすいアイテムであると言えるでしょう。

 

 

Siitolapuutarha(シイトラプータルハ) コットンリネンファブリック

マリメッコの人気デザインのひとつ、Siitolapuutarhaもコットンリネンファブリックとして楽しむことができます。

 

 

写真引用:https://www.marimekko.com/

 

 

大きく大胆な花柄が美しいSiitolapuutarhaは、大きなインパクトを与えられるデザインです。

ホワイト×ブラック×ライトベージュで描かれており、シックなイメージなのでスーツにも合わせやすく、ビジネスの場面でも使いやすいでしょう。

 

 

Onni同様に、大柄だからこそピックアップするポイントによって全く違った印象のマスクをつくることができるでしょう。

 

 

 

 

まとめ:毎日使うものだからこそ、華やかに!

マスクと言えば使い捨てマスク、という方がほとんどだったため、柄物を使うとなると勇気が要る!という方もいるかもしれません。

ですが、マスクをすると顔の半分以上が隠れてしまいますから、どうしても暗い印象になってしまいがちですよね。

だからこそ、思い切った色合いや華やかな柄の布を採用してみることで、明るい印象に変えられるかもしれませんよ!

 

 

手作りマスクをつくろうかな、とご検討の方は、この機会にぜひマリメッコのファブリックを探してみてくださいね!

 

関連記事

フィンランドデザインブランドのマリメッコはファッションやテキスタイルが有名ですが、マグカップも多様多彩な製品を作っています。今回はマリメッコの主なマグカップ製品を紹介…...続きを読む
フィンランド航空(フィンエアー)
フィンランドへ行くのにおすすめの航空会社ファンエアーとマリメッコのコラボ情報です。紙コップや紙ナプキン、ブランケットなど、機内で出会えるマリメッコグッツを写真付きで紹…...続きを読む
マリメッコ
みなさんはマリメッコについてどれだけご存じですか?北欧大好きの方、北欧が気になっている方、マリメッコをもっと知りたいという方、クイズにチャレンジしてください!10問中い…...続きを読む
【日本限定】Kestit coffee cup コーヒカップ(2個セット箱入り)
日本限定で発売されるOivaKestitシリーズの新色イエロー。Kestitはフィンランド語で「楽しませる」という意味。ラインナップはマグやプレート、ボウルなどがあります。多くの料理…...続きを読む
マリメッコ ルーツウニッコ 2017年春夏カラー
マリメッコの新作情報、Ruutu-Unikko(ルーツウニッコ)柄の2017年春夏カラーが登場します。グリーンが基調で落ち着いた雰囲気です。Ruutuはフィンランド語でボックスやダイ…...続きを読む
フィンランドトップのファッションブランドマリメッコが販売している大人気リュック「Buddy」の特徴を詳しく紹介します。もう一つのリュック「Metro」との比較も行います。マリメ…...続きを読む

お薦めの北欧スポンジワイプ

是非水回り、テーブル拭きなどにご活用頂きたいです。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら