起業について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
何か新しいビジネスをスタートする?
何かお店を開く?
何か物やサービスを販売し、お金をもらう?
全て正しいです!
通常の起業では、その必要資金には自己資金や銀行からお金借りて注ぎ込むことが多いです。
ただし、このように自己資金やローンのみでの起業はローリスクローリターンの業種が多く、成長も比較的に遅いです。
最新のテクノロジーを駆使した新規ビジネスや斬新なアイディアで始められたビジネスは成長のポテンシャルが高いです。
成長のポテンシャルが高いビジネスには自己資金やローン以外に、投資家からお金を投資してもらう可能性が高いです。
投資家から資金をもらえると、ポテンシャルの高いビジネスは短時間内に大幅に成長する可能性があります。一瞬にして株式市場に上場し、世界の大企業になるかもしれません。
そうなると創業者も投資家にも非常に多くの儲けが入るのでウィンウィン関係になります。
ポテンシャルの高いビジネス・会社・チーム(いわばスタートアップ)が自分のビジネスアイディアをプレゼンし、投資家に見てもらい、投資してもらうようにすることが行われる場所が今回ご紹介するイベント「スラッシュ」です。
ちなみに、フィンランドの起業率は日本の3倍ほどです。
人口当たり新規企業登記数において、フィンランドは日本の3倍ほどで、日本よりも盛んで起業していますね。
北欧最大級の起業・投資イベントで資金調達
毎年フィンランドのヘルシンキで開催される「スラッシュ」は北欧最大級の起業・投資イベントです。
毎年4000社以上のスタートアップと2000名以上の投資家がスラッシュの会場に集まり、熱気が溢れます。
「スラッシュ」は最初にわずか300人程度のイベントでしたが、その情熱の溢れる人々、自由奔放な雰囲気などから毎年規模が拡大し、現在ではその特徴を維持できる最大規模ほどに到達しています。
わずか二日間のイベントですが、参加者は延べ25000人に達します。
筆者は過去に3年間連続にスラッシュに参加したことがあります。
1度目は学生として、2度目はスタートアップとして、3度目はメディアとしてです。
スラッシュイベントは全体的に3つの部分に分けることができます。
- スタートアップと投資家のマッチングミーティング
- 講演
- 企業展示
もちろん、最も重要な部分は「スタートアップと投資家のマッチング」です。
スタートアップもしくは投資家としてスラッシュに参加する場合、事前にネットアカウントが発行されます。
このアカウントを使って自社の資料を投資家に送ってできるだけ多くの投資家とミーティングを設定します。
投資家は様々なスタートアップを見て、ポテンシャルの高いスタートップとミーティングを設定します。
そして、イベントの二日間はスタートアップのCEOや投資家はひたすら設置されたテーブルで30分刻みでミーティングを繰り返していきます。
スタートアップとしてはできるだけ資金を投資家からもらい、投資家としてはできるだけポテンシャルの高いスタートアップを見つけることで鋭い目線と切れた頭でフール回転していきます。
資金の規模は少なくて数千万円、多くて数億円や数十億円なので、会場の中ではすごく熱気が溢れます。
スタートアップの創業者は情熱溢れながら自社の商品やサービスを説明します。
投資家は興味津々で聞きながら鋭い質問で突っ込みます。
このスタートアップと投資家のマッチングがまさにスラッシュの目的です。
講演、展示からも刺激が得られる
第一線で戦っているスタートアップのCEOと投資家はもちろんイベントの中心になりますが、他にも起業準備中の人、ボランティアの学生、メディアの方もたくさんいます。
有名な新鋭起業家や投資家からのスピーチや講演はいつも新しいアイディアが秘めており、話を聞くといつも新しい刺激を得ることができます。
そのため、今まだ勉強している学生やこれから起業を志す人々にとってはとても有益な部分になるでしょう。
展示でも様々なスタートアップの最新テクノロジーを知ることができ、様々な分野の最新商品やサービスを知ることができるのでとても面白いです。
そして、日本のイベントと違うのは、「アフターパーティー」があります。
昼には本会のイベントがあるが、夜には大体毎日パーティーがあります。
パーティーと言ってもどこかのバーや会場でお酒飲むだけです。
あとは残ったエネルギー次第でいろんな人と話すかどうかですね。
面白い人に出会えると新たなビジネスチャンスができたり、友達が増えたりするので一つ活用できる場所でもありますよ。
ちなみにスラッシュは英語でSLUSH。その意味は雪と融け雪と水が混ざった路面の状態を指します。
フィンランドは毎年の11月末ごろに路面は大概この状態になります。
空は暗いし、路面は滑りやすくて歩きにくいし、最悪な季節と日々なので何か面白いイベントをやろうとしてやったのがスラッシュでした。
これがスラッシュのスタートでした。
スラッシュイベント詳細
- スラッシュ本会開催日:2019年11月21(木)~22日(金)
- 公式サイト:SLUSH
- 会場:Messukeskus
- 住所:Messuaukio 1, 00520 Helsinki
- 入場料
一般参加:895ユーロ(約12万円)
スタートアップ:395ユーロ(約5万円)
スタートアップ中期:495ユーロ(約6万5千円)
投資家:895ユーロ(約12万円)
学生:100ユーロ(約1万3千円)
レート:ユーロ=130円
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)