旧市庁舎と旧市庁舎広場:タリン旧市街の中心 タリンのお薦め観光地

公開日:2019年4月12日  関連分類:

 

タリン旧市街地はハイタウンのトーンペア(Toompea)とロータウンの2つのエリアに分かれています。

昔の政府要員、貴族などは丘の上であるトーンペアエリアに住居を置き、一般庶民はロータウンで生活していました。

 

 

その時にロータウン一般庶民の中心地は「旧市庁舎広場」です。

 

昔の時代に、この旧市庁舎広場で市場が開かれ、人々が生活必須品を手に入れ、イベントが開催され、用事などによって旧市庁舎に訪ねたりしていて、旧市庁舎広場はタリンの人々の生活の中心地でした。

 

今でも夏にフリーマーケット、冬にクリスマスマーケットが開かれ、たまに大道芸やイベントも開催される場所であり、よく人々でにぎわう場所です。

 

 

※下記キートスショップ主催のヘルシンキ発タリン日帰りツアーをご参考ください。

ヘルシンキとまるで別世界のような街「タリン」。そこにあるのは中世の情緒、古くから残されてきた記憶の痕跡。キートスショップのタリンツアーはヘルシンキ中央駅から出発し、最…...続きを読む

ヘルシンキ⇔タリンの往復乗船券をご購入頂けます。コンフォートラウンジとビジネスラウンジの2種類をお選び頂けますので、夏のハイシーズンに混雑する船内と無縁でゆとりのある…...続きを読む

 

 

旧市庁舎広場(Town Hall Square)

旧市庁舎広場は過去の800年に渡って常にタリンの中心地でした。

 

旧市庁舎広場は昔の商人の家に囲まれ、夏にカフェテラスやレストランのテラスが広場に展開され、コーヒーやビール一杯で夏の午後を楽しむのが最高なひと時です。

 

 

昔の旧市庁舎広場はタリンの市場であり、人々が出会う場所です。

すべての人、モノ、金がこの場所に集まり、交換されていました。

 

しかし、一時期処刑の場所でもありました。

 

 

 

 

広場の中心にあるコンパスが描かれた丸い石があります。

その石の上に立つとタリンの5つの尖塔を見ることができます。

 

 

今の旧市庁舎広場はタリン社交生活の中心という地位に揺るぎがありません。

露天コンサート、手工芸イベント、中世マーケットなどのイベントが夏によく開かれます。

 

冬になると1441年(もう578年の歴史!!)から継続してきた伝統的なクリスマスマーケットが今でも毎年開催されます。

春になると中世フェスティバル(Old Town Days)が行われ、中世のタリンが今に生きる時になり、人々を楽しませます。

 

 

旧市庁舎広場を含め、周辺には多くの観光スポットがありますので、旅行者には必ず訪ねる場所になりますね。

 

※旧市庁舎広場は入場無料、自由観覧可能です。

 

 

 

 

タリン旧市庁舎(Tallinn Town Hall)

想像を膨らませてみてください。

1404年の中世時代からタリンの中心地にはすでにこのような巨大な石造ゴシック建築の市庁舎が聳え立っているのです。

 

 

タリンの最初の市庁舎は13世紀にすでに存在しているとされるが、現在われわれが見る旧市庁舎は1402年に建設開始、1404年に完成したものです。

 

その後、使用機能に合わせ、5回もの拡大工事が行われました。

そのため、旧市庁舎は今の見た目よりもずっと古いのです。

 

建物に石灰岩が使用され、屋根には粘土タイルに覆われています。

 

 

 

 

タリン旧市庁舎が市庁舎として機能したのが述べ700年に及び(1970年まで)、7世紀も渡っている期間です。

 

タリン旧市庁舎は建設当時から市政府要員が市政を行う場所ですが、それ以上に「タリンの力」を人々や来訪者に見せつける目的がありました。

 

市政を行う以外に裁判所、貿易新商品を紹介する場所、演劇所や要人の休憩所などとしても使われていました。

 

 

現在タリン旧市庁舎は北欧諸国の中で保存度が最も高いゴシックスタイルの市庁舎建築物です。

 

現在は主にコンサートもしくは来訪された外国の王室や大統領を招待する場所として使用されています。

 

 

 

 

旧市庁舎が博物館として開かれ、一般観客でも入場可能なのは7月と8月のみです。

 

内部にあるアーチ状の天井、多彩多様なミーティングルーム、繊細に制作された彫刻などのインテリアがお客様を驚かせるでしょう。

 

中で最も珍しいのが「市議員のベンチ」です。

14世紀や15世紀からすでに存在しているとされているのです。

 

 

タリン旧市庁舎の尖塔は高さ64メートルで、先頭に「Old Thomas」という像が置かれてあり、その像は1530年からすでに底からタリンを見守り続けています。

ちなみに、Old Thomasは昔タリンの戦士で今はタリンのシンボルになっています。

 

 

是非タリンを訪ねたらタリンの中心であり、力の象徴である旧市庁舎広場と旧市庁舎を見てみてくださいね。

 

 

 

 

参考:Visit Tallinn

参考:Wikipedia

 

 

関連記事

  タリン旧市街を北側から入り、ゆっくり散策していくと聖オラフ教会、旧市庁舎広場などを観覧しながら南へ向かって進むと聖ニコラス教会に出会えます。     聖ニ…...続きを読む
  タリンのことを「写真一枚」で表すなら、おそらく多くの人は「コフトウッツァ展望台」(Kohtuotsa viewing platform)からの展望写真を選ぶでしょう。     コフ…...続きを読む
  聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(St. Alexander Nevsky Cathedral)はタリン旧市街の南に位置し、旧市街のロータウンである旧市庁舎広場からトーンペアの丘に登る際…...続きを読む
  タリンの観光スポットをネットやガイドブックで調べると、必ず「聖カタリナ通り」(St. Catherine’s Passage)に出会うでしょう。   「聖カタリナ通り」はタリ…...続きを読む
  世界遺産のタリン旧市街を散策し、旧市庁舎広場からトーンペア高台のコフトウッツァ展望台に向かって歩いていくとある真っ白の教会に出会います。 その真っ白の教会は「セ…...続きを読む
※Wikipidiaより引用。 タリンの旧市庁舎広場のすぐ横にある聖霊教会(英語:Holy Spirit Church、エストニア語:Püha Vaimu kirik)は14世紀に建てられ、木造のインテリアから…...続きを読む

お薦め3D木製蝶ネクタイ

ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら