もしフィンランドで体調不良になったら?

公開日:2018年1月20日  更新日:2019年11月30日  関連分類: 

※本記事は原作者の同意を得た上、全文転載させて頂いております。原文掲載サイト:SUOMI PERKELE。原作者はフィンランド人女性と結婚してフィンランドに移住した大阪人男性で、独特な角度でフィンランド生活事情をブログに綴っています。以下原文です。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

復活!!!

 

一週間くらいガッッツリ!インフルエンザでした。

 

毎年なっている気がしますww

 

しかし今回は事情が違いました。。。

 

初の海外での病気。いつ来る?いつ来る?と、警戒はしていましたが、まさか年明け早々に来るとは。。とても辛かったです。今回も。っていうか、精神的に今までで一番辛かったですwww

 

『今までで一番精神的につらい』

 

今回はここら辺を掘り下げていこうかと思いますっ

 

日本での場合(社会人時代)

『ん?風邪か』

 

と思ったらすぐさま風邪薬栄養ドリンクを購入して、仕事を早めに切り上げて帰宅し、全てを体内に放り込んで就寝。翌朝にはこれで体調が復活していることもありますが、まれに、、

 

『ん?治らんなぁ。。』

 

という嫌な予感が的中。

 

仕事の合間を縫って病院へGO!!

 

綿棒みたいな長めの棒で、僕の繊細な鼻の中をグリグリやられて、、、(あれがまた痛い。。)診断結果を待ちます。

 

『インフルエンザでーす。』

 

タミフルや、なんやかんや持ってすぐさま上司には報告して、治療に専念する日々が始まります。基本的には高熱が出るので、僕はいつも冷えピタシートを大量に消費しますし、後頭部には氷枕といった、万全の体制で頭を冷やします。

 

朝、昼、夜、毎食後に薬を飲んで、ツライツライ二日目、三日目を乗り越え、なんとか4日目、5日目で体調を整える。。

 

おそらく日本でのインフルエンザ発覚から回復に至るまでの経緯はこんな感じなのではないでしょうか?

 

僕が今住んでいる国フィンランド。この氷点下の国、北欧・フィンランドでの体験は予想を遥かに上回る治療法が存在したのです。。。

海外での初体調不良・予兆

『ん?、、来たか、、体調不良、、』

 

朝、目覚めて自分の体調の、かすかな異変を僕は逃しませんでした。起床一番から水を多めに飲み、朝ごはんもしっかりと食べました。(ビビったらちゃんと規則正しくなるw

 

『念のためグーグルマップ先生で病院を確認しておくか。。っと。。ん?。無い。無いぞ。』

 

日本だったら、

『◯◯内科』『◯◯総合病院』とか、コンビニより多いんちゃうの?ってくらい街の診療所や病院を見かけました。しかしこちらにはそれほど多くありません。

 

体調が悪くなってきて、病院とか無いし、行き方わからんし、とりあえず帰宅してヨメの帰りを待つか。。。ってことで1日、ヨメの帰宅を待ちました。

 

刻一刻と体調は悪化。。この後訪れる不幸があるとも知らず、ヨメの帰りをただひたすら待ち続けました。。。

 

 

残酷な天使のテーゼ

※クッソまずい咳止めのトローチ。しかも味はいちいちサルミアッキと言う最悪のコンビネーション。2度と舐めん。

『ただいまやで〜』

 

ヨメがやっと帰宅。

 

僕『た、助けてェ〜。。』

ヨメ『え?どうしたん?』

 

僕『ほら、ほら見てよ、熱39度もある、、氷枕どこにあるん、、早くしないと死んでしまう〜。。。。え?どこ?ほんまに早く、、動くのもツライ。。』

 

ヨメ『普通は頭は冷やさないかな。』

 

エェ!!??

 

どうやらこっちの方々、あまり発熱しても冷やさないみたいで、とりあえず寝ておきなさい。みたいな塩対応をされましたww。

 

僕『ほなとりあえず、明日病院いこう。どこいけばいい?』

ヨメ『なんで?三日ぐらいしても治らなかったら行ったら?』

僕『殺すんか。俺を。

ヨメ『ほんまやで』

 

実はこっちの方々、噂には聞いていましたが、なかなか病院に行きはりませんww。行っても治らへんやん。というのが言い分みたいです。

 

同じ時期に同じフィンランドで同じ経験をした友人もびっくりしていました。

 

頭痛やら発熱やらで、思考回路はショート寸前の僕がこの時考えていたことは、『あぁ、、フィンランドもともと寒いし、頭をあまり冷やさないのかぁ』『あぁ、、そうか、、人口自体も少ないし、病院も数が少ない、、たかが風邪やインフルごときで病院の利用は控えなきゃ』

 

とか、訳のわからない理由をつけて納得させていました。この時既に熱でだいぶイッってますね笑。

 

ヨメ『薬はあるで、飲んどき』

あるんか〜〜い!!思いましたが、ツッコム元気もなく、黙って口に入れました。

 

僕『ん?こっこれ、、生理の時に飲んでた痛み止め?

ヨメ『せやで、薬は薬やで

 

雑!ものすご雑やん!

 

日本では〜用の薬、〜用の薬。みたいな感じでたくさん種類がありますが、こちらではあまり無い模様。。先が思いやられる。。

 

 

秘薬となるか?

三日目でしょうか?みかねたヨメが、違う薬を買ってきました。

※あ、めっちゃ薬っぽい

咳止めシロップ。どうやら咳止め専用の薬らしく、とてもよく効くよ〜との事。

熱も37〜38度あたりを行ったり来たりするくらいまで引いてきましたので、早速次の日に試してみる事にしました。。。

 

試して。。ため、、あれ?、、蓋が開かない、、、どれだけ回しても空回りする、、フタを開ける時の回す方向って国によって違う?

 

いやそんなはず無い、、あ!引っ張って開けるタイプか!、、いや違う、、あれ、、どうやってこれ、ほんまに、、

 

よーく見てみると。フタになにやら図が、、

※押して、回す?的な?

ックソがあ!!

シャンプー以外でこの開け方採用してるフタ知らんわ!

人が熱でただでさえ冷静な判断できん時に、こんなハイレベルなフタの方式採用しやがって!

 

『グッ、クルクル』

すぐあきました。

 

※酒ですか?

ジンが入っていると、ヨメは言うていました。確かに匂いはジンというか、、酒っぽい、、量も丁度ショット一杯分くらい、、、

体調悪いのにお酒を飲むみたいでなんか悪いな、、、、と言う意味わからん罪悪感を感じながらショットさながらに飲み干しました。

 

『え?酒やん。』

 

味もショットを少し弱くしたようなイメージで、何回か飲んだら酔いが回りそうな味でしたw。

 

 

インフルエンザって事で

冒頭からインフルエンザの程で書いてきましたが、診察もなにもされていないので、確実にインフルエンザとは言えませんが、今まで毎年インフルになってきた僕からすると、これはインフルエンザやと言い切れる確信はあります。(ほんまいらん才能w)

 

ってかそもそも、病院にすぐにいかないのがこの国は普通で、たとえ行ったとしてもタミフルとかはもらえないそうですw。(もらえても咳止めシロップとかぐらいwww)

 

皆さんも異国の地での体調不良は気をつけてください!全てが予想できませんから!っw

 

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ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

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