日本とフィンランドはこんなところで違う!フィンランドはとにかく静か!? 5分でわかるフィンランド

公開日:2017年12月4日  更新日: 2020年01月13日 関連分類:

日本とフィンランドは様々な違いがあります。気候はもちろん違いますし、文化の面においても、社会の面においても多くの違いが存在しています。

 

この記事では、筆者が感じた細かい違いで、「え!?こんなところで違いを感じるの?」ということをご紹介したいと思います。是非楽しんで頂ければ嬉しいです!

 

 

フィンランドはとにかく静か

筆者個人の生活経験に基づく話なので、偏りもあるかと思いますが、フィンランドでの生活は非常に静かだと感じます。

 

その理由はいくつかあるかと思います。

 

例えば、フィンランドの人口が少ないので、比較的に密集して住んでいないのが一つの理由でしょう。

 

多くの人々の家は森に囲まれ、家と家の間隔も比較的に広いということが一因かもしれません。

 

 

 

 

え!?窓が関係する?

筆者が考える一番大きいな理由は「窓」です。

 

フィンランドの冬は極寒であるため、ほとんどの建物にある窓は2重もしくは3重構造になっており、空気が通らない構造になっています。

 

窓のガラスは外側と内側があり(真ん中にもう一枚ガラスがある場合もある)、間に空気が入っているので、断熱効果が高いわけです。

 

断熱効果が主な目的ですが、実に外の雑音もかなり遮断できます

 

そのため、外で人々が歩く音、車が通る音などの雑音は家に入りにくく、家の中も比較的に静かになります。

 

 

更に、空気が通らないような構造で密封できる窓になっているため、風が吹いたら窓がカタカタして音を出すことはありません

 

そのため、やはり窓からの雑音が一つ減ります。

しかし、窓が密封していると、酸欠にならないか!?と思う方もいるでしょう。

 

日本の建物と違うのはもう一つあります。

「送風機能」です。

 

それぞれの部屋に送風口があり、空気が送り込まれている仕組みで、部屋の空気がドアの下にある隙間からリビングルームに、そしてキッチンの排気口に出ていきます。

 

なんだか面白いでしょう。

 

 

 

玄関のドア

玄関のドアも二重になっていることが多いです。アパートだと入り口のドアが二重で、部屋へのドアは1つということもあります。ドアに厚みを感じるので、とくにアパートの入り口なんかは重く感じることもあります。

 

なのでアパートの中も比較的静かに感じます。

 

フィンランドのドアで気をつけたいことは、そう、鍵を忘れないことです。一度閉めてしまうと、入れなくなってしまう「半ばオートロック式」なんです。

この場合は、電話をして、鍵を開けにきてもらう必要があります。もちろん有料で、週末や夜なんかは値段が上がるんです。

日本では外からも鍵を閉めるタイプだったので「鍵がない=中に取りに入れる」ことに慣れていたので、さっとゴミを出しに行こうとして鍵を忘れそうになったこともありました。

 

部屋を出る時に鍵が必要ないのは便利ですが、少し外に出るときでも必ず鍵の確認が必要なので、鍵を忘れる理由も分かる気もします。。。

 

静かなフィンランドとは少し話がずれましたが、

様々な理由によってフィンランドの住居は比較的に静かになりやすいですね。

 

※もちろん、欠点もあります。自分の部屋から生じる雑音が少ない分、静かになるので、お隣さんの音は逆に聞きやすいです。気になるほどもないですが。

 

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