日本とフィンランドは様々な違いがあります。気候はもちろん違いますし、文化の面においても、社会の面においても多くの違いが存在しています。
この記事では、筆者が感じた細かい違いで、「え!?こんなところで違いを感じるの?」ということをご紹介したいと思います。是非楽しんで頂ければ嬉しいです!

フィンランドはとにかく静か
筆者個人の生活経験に基づく話なので、偏りもあるかと思いますが、フィンランドでの生活は非常に静かだと感じます。
その理由はいくつかあるかと思います。
例えば、フィンランドの人口が少ないので、比較的に密集して住んでいないのが一つの理由でしょう。
多くの人々の家は森に囲まれ、家と家の間隔も比較的に広いということが一因かもしれません。

え!?窓が関係する?
筆者が考える一番大きいな理由は「窓」です。
フィンランドの冬は極寒であるため、ほとんどの建物にある窓は2重もしくは3重構造になっており、空気が通らない構造になっています。
窓のガラスは外側と内側があり(真ん中にもう一枚ガラスがある場合もある)、間に空気が入っているので、断熱効果が高いわけです。
断熱効果が主な目的ですが、実に外の雑音もかなり遮断できます。
そのため、外で人々が歩く音、車が通る音などの雑音は家に入りにくく、家の中も比較的に静かになります。

更に、空気が通らないような構造で密封できる窓になっているため、風が吹いたら窓がカタカタして音を出すことはありません。
そのため、やはり窓からの雑音が一つ減ります。
しかし、窓が密封していると、酸欠にならないか!?と思う方もいるでしょう。
日本の建物と違うのはもう一つあります。
「送風機能」です。
それぞれの部屋に送風口があり、空気が送り込まれている仕組みで、部屋の空気がドアの下にある隙間からリビングルームに、そしてキッチンの排気口に出ていきます。
なんだか面白いでしょう。

玄関のドア
玄関のドアも二重になっていることが多いです。アパートだと入り口のドアが二重で、部屋へのドアは1つということもあります。ドアに厚みを感じるので、とくにアパートの入り口なんかは重く感じることもあります。
なのでアパートの中も比較的静かに感じます。
フィンランドのドアで気をつけたいことは、そう、鍵を忘れないことです。一度閉めてしまうと、入れなくなってしまう「半ばオートロック式」なんです。
この場合は、電話をして、鍵を開けにきてもらう必要があります。もちろん有料で、週末や夜なんかは値段が上がるんです。
日本では外からも鍵を閉めるタイプだったので「鍵がない=中に取りに入れる」ことに慣れていたので、さっとゴミを出しに行こうとして鍵を忘れそうになったこともありました。
部屋を出る時に鍵が必要ないのは便利ですが、少し外に出るときでも必ず鍵の確認が必要なので、鍵を忘れる理由も分かる気もします。。。
静かなフィンランドとは少し話がずれましたが、
様々な理由によってフィンランドの住居は比較的に静かになりやすいですね。
※もちろん、欠点もあります。自分の部屋から生じる雑音が少ない分、静かになるので、お隣さんの音は逆に聞きやすいです。気になるほどもないですが。
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ちょっとしたオシャレをしたい時に是非参考にご覧ください。

ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.フィンランド・北欧のデザイン
北欧にあるフィンランドは毎年冬が寒くて暗いです。家の中で生活する時間が非常に長いフィンランド人はちゃんと室内の生活を楽しもうと発展してきたのは生活製品のデザインです。そんなフィンランドデザインの特徴は「シンプル」「スタイリッシュ」「温もり」「ナチュラル」「鮮やか」。デザイン性の高さに加え、機能性にも優れているのが更なる魅力です。また、フィンランド出身の原作者トーベ・ヤンソンが作り出した「ムーミン」の背後にある原作者の思いや哲学もフィンランド代表の一つです。
3.「隠れ」デザインの魅力
人気ブランドのマリメッコやイッタラ、アラビアなどは知られており、キートスショップは日本の方々に届かない製品を届けるサービスを提供しております。また、優れたものを作りながら知られていない小さなメーカーやデザイナーがフィンランドもしくは北欧に多数存在しています。良い製品・作品が埋もれてしまうのは、とてももったいないこと。
キートスショップは、そのようなメーカーやデザイナーの製品・作品を発掘しながら応援活動も行っております。まだ知られていない北欧雑貨を日本の方々へ届け、より幸せな生活を送って頂きたいという思いです。
4.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop。
5.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)