フィンランドが独立するときよりも遥か昔の時代に、フィンランドは長い間スウェーデンの統治下にありました。
その時スウェーデンがフィンランドを統治する拠点であり、フィンランドの首都でもあるのがトゥルク(Turku)です。
参考記事:フィンランド建国100周年! 誰でもわかるフィンランド歴史を3分で理解しましょう!
トゥルクという町がスウェーデンに認められた(町が正式に設置された)のは1200年前後でした。
その後、1800年前後にロシアがフィンランドの首都をヘルシンキに移すまで、トゥルクはフィンランドの首都として栄えてきました。
今回はトゥルクで少し変わったユニークな宿泊体験ができる、ライヴァホステル s/s Boreについてご紹介していきます。
※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー
揺れない船内に宿泊する特別な体験?!
ストックホルムへクルーズで訪問されたことがある方は馴染みのある客室かもしれません。
ただし動いている船ではないので揺れることはほぼありません。エンジンが動いているような音は聞こえますが、実際のクルーズ船に比べると音は気にならない程度でした。
本当に船内の客室が宿泊場所となっています。そのため、シャワールームととても小さく必要最低限度のものが揃っている程度です。
気になる値段ですが、一泊一人40ユーロほどでした。
またホステルのため、ベッドシーツやカバーなどは自分でセッティングする仕様でした。またこの客室内ではコンセントが一つしかありませんでした。
こちらの客室はシングルベッドが縦に2つ並んでいるタイプでしたが、他にも違うタイプの客室があるので予約の際に注意してご覧ください。
そして、船内にはサウナも設備されています!
また朝食はバイキングスタイルで、サラダ、ハム、チーズ、カレリアパイ、パン、リーシプーロ(ミルク粥)、シリアルなどがありました。
飲み物は紅茶、コーヒーからジュースが用意されていました。
シャワーは液体石鹸のみ常備されているので、シャンプー、リンスは持参が必要です。
船内ではWIFIが無料で使用可能です。また車で来られる方は駐車場があり無料で利用できます。
ライヴァホステル s/s Bore詳細
- 住所:Linnankatu 72, 20100 Turku
- ウェブサイト:msborea.fi
- 予約方法:ホステルに問い合わせる、またはオンライン上で様々なブッキングサイトで予約可能
※現時点でグーグルマップ上でs/s/ Boreaからルート検索をすると、まず対岸に渡ってそれから目的地までのルートが表示されます。対岸には渡れないので、ルート検索をする場合は近くの「フォルム海事博物館」で検索した方が正確な情報が得られます。
Forum Marinum:フォルム海事博物館は目の前に!
茶色の建物にはGoronとよばれるレストランがあり、グーグルレビューでも400件以上、平均4.1スターと人気の場所となっています。
この建物の左側にミュージアムショップなどがあります。
海事博物館お客様レビュー情報
トリップアドバイザーでは200件以上のレビューで平均が4.5スター、グーグルレビューでは400件以上のレビューで平均が4.4スターとかなりの高評価です。
城の近くにある船の博物館で、船好きの人には様々な船の展示品を見ていて楽しい。豪華客船建造の映像は、工程がわかり、楽しめる。
造船や海に関する製品・歴史・技術に特化した施設。少しマニアックかもしれませんがかなり楽しめます。大型客船の内部にも入れたり、造船の製造過程が見れたりなかなかのボリュームです。
営業詳細
営業時間(8月後半〜)
- 月曜日休館日
- 火曜日から日曜日オープン
- 営業時間:10時〜18時
料金
- 館内のみ
大人:12ユーロ
子供(7〜15歳):5ユーロ、学生、年金受給者:9ユーロ大人:17ユーロ - その他のチケットもあるのでウェブサイト:forum-marium.fiより詳細はご確認ください
- 地図
トゥルク城へは徒歩5分圏内!
今から700年以上も前の1280年代からトゥルク城はすでにトゥルクの中心を流れるアウラ川の川口に建っています。
長い歴史の間に地形の変化及び時代の需要によって繰り返して改築強化されていました。
内部の一部は博物館に改装され、中世時代の宗教、戦争環境からスウェーデンの国王が宿泊された部屋などを見学することが可能です。
営業詳細
- 営業時間:火曜〜日曜10時〜18時
- 夏期間(6月〜8月):休館日なし、毎日オープン
- その他休日における休館日はturku.fiウェブサイトよりご確認ください
- 料金:大人12ユーロ、子供(7〜15歳)5ユーロ、学生など6ユーロ
- ウェブサイト:turku.fi
ライヴァホステルボレ(Bore)についてのまとめ
観光場所も近くにあり、また市内にマーケット広場までバス1番で1本でいけるのでアクセスは便利です。
ホステルではありますが、必要最低限のものが揃っているほか、朝ごはんとサウナがついているのはお得に感じます。
少し変わった体験がしてみたい方、1泊40ユーロほどのリーズナブルな場所に泊まりたい方にはオススメです。
またナーンタリにあるムーミンワールドへ行く場合は、このホステルからバスを乗り継いで1時間20分ほどで到着できます。
またストックホルムへ行き来するクルーズのターミナルは近くにあります。もしクルーズをトゥルクから利用する場合に宿泊先が必要な方には便利な場所にあります。
フィンランド国内長距離移動手段
電車:VR
- 価格:高め。主要都市まではSaver Ticketキャンペーンがあり、取れればかなり安い。
- 座席間隔が広めで非常に快適。Intercityの列車であれば無料Wifi付き。
- ヘルシンキは中央駅もしくはPasila駅から出発します。
- 予約サイト:vr.fi
バス:Onnibus
- 価格:早く予約すれば安くなるシステムを持つ格安バス。
- 主要都市間のみ運行。椅子間隔は狭い。無料Wifi付き。
- ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
- 予約サイト:Onnibus.com
バス:Matkahuolto
- 価格:高め。たまに格安チケットもあります。主要都市以外に小さい町にも運行します。
- ヘルシンキはKamppiショッピングセンター地下一階の長距離バスターミナルから出発します。
- 予約サイト:Matkahuolto.fi
飛行機:Norwegian
- 価格:安め。ヘルシンキーロヴァニエミは片道25ユーロから、ヘルシンキーイヴァロ(イナリ)は片道40ユーロから。
- ノルウェー系の格安航空です。ノルウェー外でもヨーロッパ内でよく利用される航空会社の一つです。
- 予約サイト:Norwegian.com
飛行機:Finnair
- 価格:高め。たまに安いチケットもあります。フィンランド国内の運航都市が多いです。
- 予約サイト:Finnair.com
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ショップコンセプト
1.フィンランド 北欧というと?
フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。
2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい
「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。
「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。
3.運営に「誠実」と「感謝」
「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop
4.キートスショップの名前
「Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。
キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。
キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら)