フィンランド人の男性と女性の性格はめっちゃ違う！？

フィンランド人の性格を総じて言えば、「恥ずかしがり屋」で「無口」の人が多いと感じます。

 

それは環境が厳しいのか、寒いのか、人が少ないからかはっきりした理由がありませんが、明らかに情熱溢れる南ヨーロッパの人々と大きな違いを感じます。

 

しかし、フィンランド人の中で、男性と女性の性格はまたはっきりした異なる傾向があると筆者は感じます。

 

フィンランド人男性は無表情で無口だが優しい

筆者が出会ってきた多くのフィンランド人男性はこのような性格を持つ方が多いです。

大体無表情で無口で見た目すごく怖くて近づきにくいです。

 

しかし、声かけて話してみると「あ～この方もやさしい方だな～」と感じます。

 

※釣った魚を処置していた友人。

 

筆者が去年までヘルシンキで言語交換（お互いにお互いの母国語を教える活動）をしていた子は背が高く、体形も大きいですが、あまり外向的な方ではなく、雑談しているとよく話が途切れます。

 

ビジネスバックグランドの中の人々から一般的にお話が上手でペラペラしゃべるというイメージがありますが、経済学部所属の彼はそのようなイメージよりもかなり控えめですね。

 

もう一人、筆者がヘルシンキの言語学習サークルで知り合った子です。

工学部の背景から想像すると、エンジニアの感じで機械系が得意でお話があまり得意ではないイメージが浮かび上がるでしょう。

彼はまさにそのようなイメージです。

自分から話題を切り出して派生させて発展させていくことがあまり得意ではなく、どちらかというと話題をフォローしていくのができる子です。

 

もちろん、一言フィンランド人男性と言っても、投資銀行に勤めたことある方や、投資分野専門の方や起業家などでしたら、やはりお言葉がとてもうまく、英語もネイティブのレベルを感じさせられるほどの方々もヘルシンキ中心にいます。

 

全体的に言うと、内向的で控えめなフィンランド人男性は４割くらいで、内向でも外交でもなく、通常な男性は４割くらいで、話が好きでたくさん話す人は２割くらいという感じですかね。

 

 

フィンランド人女性は控えめで人々にやさしいが、しっかり自分を持っている

フィンランド人女性はフィンランド人男性に比べ、より表情が多く、話しやすいと筆者は感じますね。

 

 

筆者の知り合いの一人３０代前後のフィンランド人女性は基本的にやさしい方ですが、慣習や考え方が異なると気付いたら、その理由をかなり追及して問い詰めてきます。

しかし、それは相手を責めるとかではなく、理解しようとするために色々聞いてくるわけだそうです。

 

もう一人２０代前半のフィンランド人女性は同じくやさしく気さくな方で話もしやすく、おしゃべりが好きな方ですが、しっかり自分の個性を持っています。

 

「自分が好きな人以外は友達にならない」とはっきり宣言しているほどです。

周りに合わすよりも自分の個性を真ん中に置いて物事を考える方ですね。

 

フィンランド人女性の性格は総じて控えめですが、日本文化のように個人より団体に合わせることはなく、フィンランド人女性の中ではしっかりした自分を持っています。

もし議論の中で意見が合わないときや慣習が違う時に、相手に合わせるより、お互いに相手の理由を聞き、理解しようとするのが一つ大きいな違いですね。

 

 

同じフィンランドでも、同じフィンランド人でも性別によってこのような異なる性格の傾向があるのがちょっと面白いですよね。

 

是非実際に様々なフィンランド人を知り合い、話してみて、その中の違いを感じ取ってみてくださいね！

 

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