【ヘルシンキのおすすめカフェ：東側】レトロ＆アートなカフェ「Papu Cafe」

今日お訪ねしたのはヘルシンキ大聖堂の少し奥にある「Papu Cafe」です。

 

２０１５年にオープンされたこちらのカフェにはいくつかの面白いポイントがあります。

 

※店主兼オーナーのお二人です。

 

店長が見つけてきたポスターに自分でカスタマイズしたアイテムです。なかなかクリエーティブですよね。

 

（意味が「どこにも家にいるように感じる場所がありません」から「家にいるように感じる場所が一つあります」に変わりました）

 

 

留学生からオーナー兼店長へ

一つ目のポイントはお店を出したお二人です。

オーナー兼店長は二人のベトナム出身の若い女性です。

フィンランドに来て約５年が経つそうですが、最初は留学で、現在は二人半々でお金を出してカフェを１年半前にオープンしました。

ベトナム語はもちろん、英語、中国語、フィンランド語も流暢で「わお！すごいな！」と筆者は思いました。

一生懸命頑張る姿が印象深いです。

ちなみに「Papu」はフィンランド語で「豆」という意味を指し、可愛いお名前ですね。

 

 

 

 

レトロとアートとの融合

お店の場所は実にヘルシンキの市中心から近く、「旧市街」エリアに該当します。

このエリアの建物も石造建築で年月が長いものが多いです。

 

Papu Cafeの入っている建物自体も建築が１９２１年で現在既に「築９６年」となっています。

建物自体からも雰囲気が伝わりますが、内装にもそのような雰囲気を感じさせられます。

 

 

１９５０年代のソファが置かれてあったり、１９００年代前後を思わせる西洋ちょうちんが置かれてあったり、大理石のテーブルが使用されたりして、全体的にレトロ感が湧いてきます。

 

また、店の壁に飾っている絵は自分で購入して常に置いてあるわけではなく、地元のアーティストたちと連携し、店内の壁をそのままギャラリーにしています。

 

地元のアーティストたちが自分の作品をお店の壁にかけ、紹介や宣伝はお店からしてもらえます。お店にとってアーティストたちの素晴らしい作品をお客様に楽しんでもらうことができますので、まさに一石二鳥ですね。

 

筆者個人としてもこのような取り組みに応援していきたいなと思います。

 

 

ちなみに、展示は毎月違う企画で毎月変わります。

 

 

 

抹茶ラテ

Papu Cafeでは日本産（京都宇治産有機抹茶も使用されています）の抹茶を使用して抹茶ラテを提供しています。

 

１年半前にカフェをオープンした際に、抹茶ラテを知っているフィンランド人がまだ少ないですが、店長のお二人がお客様一人ひとりに紹介し、日本の抹茶ラテを広めてきました。

 

現在はお店の一大人気商品となり、月に数百杯を提供する勢いですね。

 

 

昼にはスープや麺類も提供されています。

 

是非チャンスがあれば抹茶ラテやコーヒーを一杯、飲んでいきませんか。

 

 

営業詳細

• 店名：Papu Cafe
• 公式WEB：Webサイトへ
• 公式Instagram：Instagramへ
• 営業時間：月-金）9:00~17:00　土）11:00~17:00　日）11:00~16:00
• 住所：Mariankatu 24, 00170, Helsinki
• 地図：

 

関連記事

お薦めの北欧キッチンタオル

是非使う目的、場所に合わせて自分に合う一枚をお選びください。