フィンランドからロシアに入国するとビザ不要新制度2019年10月より実施! サンクトペテルブルグ観光旅行

公開日:2019年9月5日  関連分類:

 

フィンランド国営放送YLEのニュースによると、2019年10月からフィンランドからサンクトペテルブルグと周辺エリアに入国し、観光する場合、ビザの申請が2019年10月より無料となり、ネットで申請できるようになるそうです!

 

 

今までフィンランドのヘルシンキをトランジット都市として多くの観光客が利用してきました。

ヘルシンキに数泊し、ヘルシンキ近辺はもちろん、フェリーで日帰りが可能な隣国エストニアの首都タリンにも多くの観光客がヘルシンキから訪ねていました。

 

※昨年2018年にヘルシンキからタリンに訪ねた人の数はなんと約100万人!この人数はタリン市全人口の2倍を超えており、エストニア全人口の120万にも遠くないです。

 

 

ヘルシンキからビザなしでロシアにも訪ねることができると、おそらく多くの観光客は追加2泊ほどしてロシア第二の町サンクトペテルブルグにも訪ねたいでしょう!

 

 

※キートスショップ主催ヘルシンキ現地ツアー

せっかくフィンランドに旅行に来たのだから、首都ヘルシンキ以外も訪問したいという方におすすめのページです!ヘルシンキから行ける日帰りオプションツアーや、日帰りで訪れるこ…...続きを読む

 

 

 

 

フィンランドから陸路とヘルシンキから空路であればビザ不要

今までフィンランドからロシアに訪ねる際に必ず事前にビザ(査証)の申請が必要で、専門の旅行代理店に通じて旅行計画書などの書類を提出し、1万円とかの査証申請費を払わなければならなかったです。

 

 

今回はこういった手間が省かれ、ロシア外務省のウェブサイトで事前に電子ビザを申請しておけばビザ申請費用なしでサンクトペテルブルグへ行くことができるようになります。

必要なのもパスポート、個人情報資料とデジタル写真のみです。

 

 

無料電子ビザが許可するのが8日間までで旅行を目的とし、サンクトペテルブルグと周辺のLeningrad Oblast州のエリアに限られます

 

そのため、モスクワなど他のエリアに行かれる方は別途事前に旅行・観光ビザの申請が必要です。

 

 

また、ネットで電子ビザを申請し、承認されたら電子ビザの有効期限は30日間後までです。

 

 

 

 

今回のビザ不要(無料電子ビザのみ)新制度は「車」「バス」「バイク」などの陸路交通手段に限られ、国境を超えるポイントもフィンランド東南部のVaalimaa、NuijamaaとImatraの3ポイントに限られます。

また、空路において、ヘルシンキからサンクトペテルブルグへの便も今回のビザ不要範囲に含まれるそうです。

 

しかし、ヘルシンキからサンクトペテルブルグへの直通電車は今回の新制度に含まれるかどうかはまだ不明です。

 

 

サンクトペテルブルグとはどんな町?

サンクトペテルブルグはロシア連邦の最も西にある都市でフィンランド湾に面し、バルト海から大西洋に出る重要な港です。

人口はモスクワに次ぐロシア第二の大都会で約530万人を有し、ロシアの非常に重要な都市です。

 

 

サンクトペテルブルグの建設はロシア帝国時代の1703年で、町自体の歴史は約300年くらいです。

 

当時大北方戦争でようやくスウェーデンから奪い戻したこのフィンランド湾に面する土地にロシア皇帝が町の建設を命じたのです。

その後町が順調に成長し、1713年に遷都により、サンクトペテルブルグがロシア帝国の首都となり、約200年間に渡って1914年にモスクワに再び遷都されるまでロシアの政治的な中心でした。

 

 

 

 

かつてのロシア帝国の首都であるサンクトペテルブルグには多くの世界遺産を有し、様々な宮殿、庭園、修道院、大聖堂、博物館、美術館など観光地満載です。

 

 

ちなみに、サンクトペテルブルグは一次世界大戦開戦後はペトログラードと呼ばれ、ソ連時代にはレニングラードと呼ばれていました。

 

 

ヘルシンキからサンクトペテルブルグにはバス、電車、フェリー、飛行機などの移動手段があります。

 

バスが最も安価で最安値14ユーロ(約1700円、ユーロ=120円)所要時間8時間、越境列車Allegro号であれば2等車は安いときに約40ユーロ(約5000円)所要時間3時間半で、意外ととても低いコストでヘルシンキから行くことができるのです。

 

 

 

 

この新しいビザ不要新制度が実施されてから筆者も是非一度サンクトペテルブルグに訪ねてみたいと思います!(ビザ申請がめんどくさくていまだに行っていないです)

その時にまたサンクトペテルブルグを詳しくご紹介させて頂きます!

 

 

参考:YLE Free visas introduced for certain kinds of travel to Russia

参考:Wikipedia サンクトペテルブルク

 

 

関連記事

  フィンランド国営放送YLEのニュースによると、2019年10月からフィンランドからサンクトペテルブルグと周辺エリアに入国し、観光する場合、ビザの申請が2019年1…...続きを読む

外出・旅行がより楽しくなるアクセサリー

外出や旅行をする時に「サイズが小さい」「色んなシーンに似合う」「フィンランドデザイン」「自然木材」のピアスアクセサリーはいかがでしょうか。

ショップコンセプト

1.フィンランド 北欧というと?

フィンランドもしくは北欧というと「幸福度が高い」「社会福利が充実」「なんかみんな楽しく生活している」というイメージを持つのでしょうか。ただし、実際に見て感じてみると、合致する部分もそうではない部分も見えてきます。良いと思う部分をうまく取り入れ、そうではない部分も積極的に理解することが大切だと思います。そのため、キートスショップは「フィンランドもしくは北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことの実現を目指していきたいです。

2.雑貨と現地ツアーに通じて幸せを増やしたい

「フィンランドと日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」という目的を果たすため、キートスショップ現在は「フィンランド雑貨販売」と「ヘルシンキ現地ツアー」の2軸で事業を展開しております。フィンランドの雑貨が好きな方により良い製品、より早く、より良い価格でご提供し、フィンランド雑貨をお客様が手に取る際の喜びを想像しながら事業を運営しております。また、実際にフィンランド・ヘルシンキまで旅をされた方々にはフィンランド文化の核心価値を実際にご体験頂けるヘルシンキ現地ツアーをサービスとしてご提供しております。

「キートスショップで買ってよかった!」「キートスショップのツアーに参加してよかった!」というお客様の声を糧に、より良い商品を提供できるよう、より良いツアーを提供できるよう進めていきたいと思います。

3.運営に「誠実」と「感謝」

「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」目標に目指しながら、キートスショップは感謝の気持ちをベースに「誠実に対応する」ことを運営の第一事項にしております。いかなることに関しても最大限誠実な対応を致しますので、ご意見・ご質問は随時お問い合わせください。遅くても24時間以内にご返答致します。お問合せフォーム、メール:ken@kiitos.shop

4.キートスショップの名前

Kiitos」はフィンランド語で「ありがとう」を意味する言葉。『フィンランドには優れたデザインや製品を提供してくださることに、日本の方々には外国の文化を理解して頂くことに感謝し、ショップ経営に取り組んで行きたい』そのような思いから、ショップ名を「キートスショップ」にしました。

キートスショップは、「フィンランドや北欧と日本の交流を促進し、人々により幸せな生活をして頂く」ことが実現されるよう努めてまいります。

キートスショップスタッフ一同より(フールバージョンはこちら